Fashion★シゴトNEWS
2022.05.13
アパレル生産管理の平均年収と転職動向
アパレル生産管理の平均年収



アパレル生産管理の転職動向
コロナ影響で生産背景が目まぐるしく変化し、生産管理これまで以上に多忙を極めるポジションとなりました。
求人数は新型コロナウィルスが流行し始めた2020年4~6月期には減少したものの、それ以降は復調しました。2021年は年間を通して安定的に求人が発生し、新規求人数は前年の124.7%まで増加しています。
海外出張の機会が減少し、生産背景の新規開拓が困難となっているため、現在は特に直貿の経験や知見をお持ちの方のニーズが高まっています。
D2C事業を展開する企業の採用活動も引き続き活発です。これらの企業は異業界からアパレルに参入しているため、マーケティング力を駆使したブランド認知の向上や、主な販路となるECのシステムづくりについては既存のスタッフで賄える一方で、モノづくりのための人材を強く求めています。仕様書の作成などから幅広く携わるケースが多く、ご自身の経験・スキルと合致すれば、年収アップをともなう転職も可能でしょう。
このほかECの売上比率が伸びたことから、物流に携わる人材を増員する企業が採用を行ったことも、求人数が上昇した要因の一つであると考えられます。
アパレル生産管理の転職成功のヒント
求人数が増えたとはいえ、選考基準が下がったわけではありません。
他の職種でも同様の傾向が見られますが、最近は即戦力採用の傾向が強まっており、例えば商社側の生産管理であれば商社・OEM企業での経験が必須となるなど、より近しい人材を求められるケースが増えています。
また、こだわりのモノづくりを手掛けるブランドなどを中心に、明確に国内生産の経験を求める求人もあります。
職務経歴書には、より詳細に経歴を記載してください。もちろん、ご自身があげた成果として具体的な数値を交えることも必要です。
あらためてご自身の強みを理解したうえで存分にアピールすることで、その強みがもっとも評価される企業と出会いやすくなります。
生産管理の仕事はいわゆる縁の下の力持ちで、「生産を滞りなく進めるのが当たり前で、評価が減点方式」とネガティブに捉えてしまうことも多いかと思います。精神的にも余裕をもって転職活動を進められるよう、クリーデンスなどの転職支援サービスを積極的に活用してください。
目次
- デザイナーの平均年収と転職動向
- パタンナーの平均年収と転職動向
- MD(マーチャンダイザー)・バイヤーの平均年収と転職動向
- 生産管理の平均年収と転職動向
- OEM営業の平均年収と転職動向
- 営業の平均年収と転職動向
- マーケティング・プレス・販促・VMDの平均年収と転職動向
- 店長・販売の平均年収と転職動向
- WEB/ECの平均年収と転職動向
本件に関するお問い合わせ先
パーソルキャリア株式会社 クリーデンス事業部 お問い合わせ(総合)フォーム
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