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2022.12.07

サッカーの各国ユニフォーム事情

こんにちは!営業の中野です。

皆さま!今、世界中で熱狂中の物モノと言えば何を思い浮かべますでしょうか??

そうです!!「サッカーワールドカップ」です!!

サッカーワールドカップ(通称:FIFAワールドカップ)とは
国際サッカー連盟(FIFA)が4年に一度主催する、ナショナルチームによるサッカーの世界選手権大会であり、
世界中でお祭りごととして盛り上がります。

先日の日本vsドイツ戦から始まり、vsスペイン戦、vsクロアチア戦はご覧になられた方、
ニュース等で結果を見た方は多いのではないでしょうか。 惜しくもベスト16で敗退となってしまいましたが、
侍魂を世界中に見せつけてくれたのではないでしょうか!!

国を背負いすべてを賭けて戦う選手たちの姿は、観ていてとてもたくましく感動しますよね!
日本代表が勝利したときは、自然と立ち上がって叫んでしまいました。

なぜこの話をしているかというと、
実は僕も、大学まで約17年間、体育会の部活でサッカーをしておりました。
毎日サッカーが主軸の生活は楽しくもあり、時には辛く苦しいときもありました。
サッカーを通じてボールの蹴り方だけでなく、人生において重要なことを学ばせてもらいました。

そんな素晴らしいサッカーという競技を見る際に、楽しむ方法がもう一つあります。
「各国のユニフォーム」に注目をしたことはありますか?
試合をしていて当たり前に着用しているユニフォーム、、
ただ単に国旗の色のデザインになっているだけではなく、
それぞれの国の想いが詰まったデザインになっていることをご存じでしたか?

ということで今回は、
各国の想いが込められたユニフォーム事情をご紹介させていただきます!!
(2022年カタールワールドカップもより楽しむことができますね!!)


まずは我が国日本代表!!

おそらく多くの人が一度は
「なぜサッカー日本代表のユニフォームは青なんだろう?」
と思ったことがあるのではないでしょうか。

サッカーに限らずスポーツシーンでは、多くの国でナショナルカラーや国旗の配色が採用されています。
実際、日本でも白×赤のユニフォームが採用されていた時期はあるようです。
青ユニフォームは、1936年ベルリンオリンピックで着用されたのが最初だったようですが、
JFA(日本サッカー協会)によると、その理由は資料などが残っていないため分からないのだそう。

JFAのウェブサイトには以下のように記されています。

Q.日本代表チームのユニフォームはなぜ青なのか?

(一部略)

1930(昭和5)年の第9回極東選手権大会は国民の注目を集める大会だったことから、大日本蹴球協会(現、日本サッカー協会)は初めて全日本選抜チームを結成。この時から国際大会のたびに大日本蹴球協会によって選抜チームが編成されるようになりました。
それまでユニフォームは代表権を獲得したクラブのものがそのまま使用されていましたが、この時の全日本選抜はライトブルーのシャツを着用。この伝統が引き継がれ、ブルーが現在も日本代表のチームカラーとなっています。同大会に最多となる12選手を送り込んだ東京帝国大学のカラーが採用されたという説もありますが、なぜブルーが選ばれたかは不明です。
1964年の東京オリンピックではシャツ、パンツともに白のユニフォームを着用、1968年のメキシコオリンピックでも白のシャツが使用されました。1988年以降に赤と白のシャツが採用された時期がありましたが、1992年には再び青と白のシャツに戻り、それ以降は青を基調にしています。

引用:日本サッカー協会

上述の1964年の東京オリンピックのほか、
1989 年から1991年まで赤を基調にしたユニフォームであったものの、どちらの結果もふるわず…。
ジンクス的な意味合いもあったのか、1992年以降は再び青を踏襲しながら現在に受け継がれているそうです。

今では違和感がないほどに定着した色となっていますね!


過去に4度の優勝経験を持つ強豪国ドイツ

ドイツ代表ユニフォームは、白のシャツに黒パンツのスタイルを100年近く続けており、
日本と同様、国旗の色とは異なります。

ドイツサッカー連盟(DFB)が設立されたのが1900年(歴史がすごいですね!)。
そのころ、ドイツには現在の黒・赤・金の三色国旗は存在していませんでした。
そこで、ドイツ帝国において最大規模だったプロイセン王国の国旗の配色をもとに、
ドイツ代表ユニフォームがデザインされたのだとか。

胸には黒鷲の紋章がデザインされていますが、これも当時の名残だそう。
黒鷲は、勇猛果敢で無敵の力を象徴するシンボルとして紋章や軍服、建築物などに多く用いられていたとのことで、
サッカーでもそうありたいという思いが伝わってきますね。


ユニフォームの色から「ラ・ロハ(赤)」が愛称のスペイン

日本、ドイツといずれも現国旗の色とは異なりましたが、
スペインは“ナショナルカラー”であるスペイン国旗の配色をそのまま落とし込んだ赤と黄色がベースになっています。

余談ですが、スペインの国旗は「ロヒグワルダ(血と金の旗)」と呼ばれ、
黄色は豊かな国土、赤は外敵を撃退したときに流れた血の象徴なのだそう。
隣国フランスとイスラム勢力の脅威に長年さらされ続けてきたスペインの歴史が伝わってきますね。

ユニフォームの胸には、一般的にサッカー協会の紋章があしらわれることが多いのですが、
スペインでは国旗にもある国章があしらわれています。
その上部に燦然と輝いている星マークは、2010年南アフリカワールドカップで優勝したときのもの。
メンバーは超一流なのに長らく結果が伴わなかったことから「無敵艦隊」と揶揄されてきたスペインですが、
世界中を見返した歴史に残る大会であったといえますね。


最後にサッカー王国、「カナリア軍団」ブラジル

ユニフォームはスペイン同様、ナショナルカラーであり、国旗にも使用されている
明るい黄色に緑をアクセントカラーとしたデザイン。
この明るい黄色が鳥のカナリアを想起させることから、ブラジル代表は「カナリア軍団」という愛称で呼ばれています。

かつてブラジルは、白ベースのユニフォームを着用していたのはご存じでしょうか?
カラーが今のものとなったのは、自国開催となった1950年ブラジル大会がきっかけでした。
この自国開催の大会でブラジル代表は決勝に進出しますが、ウルグアイ代表に1-2の逆転負け。
母国の優勝を信じていた大観衆の中には、ショックのあまり心臓麻痺で亡くなった人もいたといいます。

これは「マラカナンの悲劇」と呼ばれ、ブラジルサッカー史に残る大きな事件となりました。
この悪夢を払拭すべく白ユニフォームを廃止、そして誕生したのが現在のカナリアカラーなのです。


ほかにもまだまだご紹介をしたいところではありますが、長くなってしまいますので今回はこのあたりで終了します。
ワールドカップを楽しむ上で、ユニフォームのデザインなど違う視点から観てみてもおもしろいのではないでしょうか。

カタールワールドカップはどこの国が優勝するのか、非常に楽しみです。
優勝した国のユニフォーム事情も調べてみたいと思います!

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