今さら聞けない？！転職活動のギモン～転職準備編～

転職活動ってどの程度の期間が掛かりますか？現職の繁忙期を避けて活動したいです。

一般的には、転職活動開始から内定が出るまでに2か月程度、次の入社までに3～5か月程度と言われています。
しかし、昨今の売り手市場に伴って面接回数を減らしたり選考スピードを速めたりする企業が増えていますので、
適切に準備をしておけば、1カ月程度で内定が出ることも少なくありません。

逆に、転職理由や志望動機、今後のキャリアプランが曖昧だったり、
書類や証明写真、課題の準備ができていなかったり、
高い条件の求人を希望し応募する企業を厳選しすぎたりすると、長引いてしまうこともあります。
転職活動は準備が8割。自分を向き合う時間をしっかり作ることが、スピーディーに進める一番のポイントです！

転職しようと情報収集していますが、自分が次に何をしたいのか分からず、求人を見てもピンときません。

求人を探す前に、「転職理由の整理」と「キャリアの棚卸」を行いましょう。
まず、スキルを身に付けて年収を上げたい、今の自分の年齢に合ったブランドで働きたい、
などの転職理由を書き出し、複数ある場合は優先順位をつけましょう。
キャリアの棚卸は、職務経歴をふりかえり、
これまでの経験、実績、身に付けたスキル、今後どう活かし、成長したいかを書き出しましょう。
たとえば
「販売職で顧客づくりで実績を上げたことで強いやりがいを感じ、より高価格帯の商材にチャレンジしたい」
「今はアシスタントだけど、憧れのデザイナーを目指したい、そのためにまず経験が積める企業に転職したい」
といった具合です。
この2つが、求人選びや最終決断における「軸」となり、面接でのアピールポイントとなります。

その上で求人を探してみると、求人情報のどこを見ればご自身の希望が叶うかが分かるようになりますので、
気になる求人の選別がしやすくなると思いますよ。

現職が忙しすぎて転職活動する余裕がありません。まずは退職してからでも大丈夫でしょうか？

一般的に、現職中の方はそのまま活動することをおすすめしています。
退職すると、転職活動の時間が取りやすい反面、
離職について正当な理由がないとネガティブに捉えられたり、
転職活動が長引いてしまった場合、
焦って冷静な会社選びができなくなってしまったりする可能性があるためです。

忙しい中でも、周りの協力によってうまく時間を有効活用する方法はあります。
クリーデンスのようなエージェントサービスを利用する、
有給をうまく活用するなど、今一度検討してみてください。

ただし、やむを得ない事情がある場合はその限りではありません。
現職中・離職中の転職活動にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
それぞれの特性を理解した上で判断し、準備を進めましょう。