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2022.11.09

転職活動に“まずは一歩踏み出してみる”を<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー 外資ラグジュアリー編(名古屋エリア)

これまでに、アパレル・ファッション業界で働く多くの方の転職をサポートしているクリーデンス。
担当アドバイザーによるインタビューを通して、その道のりを振り返っていただきます。


多田 正隆さん(仮名)は、名古屋市在住、35歳の男性。
新卒で入社した企業で販売職・店長として15年、勤めていらっしゃいました。今回初めての転職を決意され、外資ラグジュアリーブランドの販売スタッフとして転職成功されました。
多田さんを担当したキャリアアドバイザーの鈴木が、お話を伺いました。

多田さんは転職しよう!と思ってから活動開始まではすぐだったのですか?

実は転職を考え始めてから1年くらいモヤモヤしていました。
前職は人間関係も居心地も良くて楽しかったのですが、小規模の企業で長く勤めて、このままでいいのかな…と不安を感じ始めたのがきっかけでした。友人や知人たちと連絡を取って久しぶりに近況を聞いたり相談したりするうちに、自分も環境を変えてもっと成長したい、キャリアアップを目指したいという明確な思いに変わって、転職活動を始めることにしました。

ただ、初めての転職なので何をしていいか分からなくて困りました。

転職って人生でそう多く経験することはない、「非日常」なものですからね。

最初は漠然としすぎていて、履歴書を作って自分で企業に送ればいいのかな…?なんて考えていました(笑)。調べるうちに、転職をサポートしてくれるクリーデンスを知って、まずは何か動いてみよう!と登録しました。ファッション業界以外も見てみたかったので、ほかのエージェントにも登録してみました。

異業界も少し考えているとおっしゃっていましたね。

百貨店経験が長かったこと、今までの経験を活かして新しい経験を積みたかったことから、一番は外資・ラグジュアリー企業にチャレンジしたいと考えていました。ただ、ずっとファッションの世界にいたので、この経験がどんな仕事に活かされるんだろう?という自分の可能性が知りたくて、異業界の営業職などにも興味を持っていました。

<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー:多田 正隆さん

実際に転職活動を始めてみた頃をふり返ると、どんな点が大変でしたか?

仕事を続けながら応募や面接の準備したり、面接日時を調整したりするのが大変でした。リモート面接はとても助かりましたが、異業界の営業職などでは対面の面接も一定数あったので、休日に1日3件面接を回った日もありました。次の企業ってどんな志望動機だったっけ?と頭が混乱してうまくアピールができない面接も正直ありました…。

鈴木さんから、転職活動は慣れなので場数を踏みましょう、とアドバイスいただきましたが、本当にそうだなと実感しました。

出社前のわずかな時間に面接対策のお電話をするなど、すき間を縫ってご対応いただきましたね。私からもいろいろご連絡を差し上げてしまいましたが、返信がとても早く、ポジティブにご対応いただけたのが印象に残っています。

今まで経験していない新しいことに取り組むのが好きなので、転職活動自体は楽しんで前向きに取り組めました。
履歴書と職務経歴書の添削や、「こんな質問に答えられるように」と面接情報を事前にいただけたのも助かりました。答え方も、顧客数や売上などの成果を具体的な数値で言えるようにと事前にアドバイスもらっていので、慌てることなく答えられたのが良かったです。対策・準備の大切さをすごく感じました。

店舗見学もたくさん足を運んでいただいて。

最初に受けた企業がその時点で第一志望だったのですが、準備が足りなくて面接でうまく答えられず、落ちてしまったんです。その悔しさから、改めてしっかり準備しようと気持ちを入れ替えました。

現職ブランドに応募したときには、昼休みなどを使って4店舗に足を運んで、それぞれのお店のつくり、スタッフの数、接客の仕方、忙しさなどをチェックしました。
面接ではそれぞれの店舗の印象を聞かれ、違いや気になったことなどを自分の目線で具体的に答えることができました。
面接官の方の反応も含めて、一番手ごたえを感じた面接でした。

<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー:多田 正隆さん

外資・ラグジュアリー企業の選考を受ける際、ブランドに対する思いを重視されるケースもあります。多田さんは、現職ブランドに対するイメージはどうでしたか?

ホンネを言えば、私自身はプライベートでラグジュアリーブランドを数多く持つタイプではありません。ただ、転職活動をきっかけにブランドと向き合って勉強したら、なんてかっこいいブランドだと強く心が動きました。特にディレクターが魅力的で、面接だからではなく、心からブランドへの思いを持って臨むことができました。なので、内定が出たときは本当にうれしかったです。

内定が出たとき、他でいくつか選考中の企業もありました。最終的に現職ブランドに決めた理由は何でしたか?

ひとつは先ほどお伝えのとおり、ブランドが好きになっていたこと。
またそれだけでなく、条件面も納得の内容だったことです。
異業界の営業職でも内定が出そうな状況で、実はそちらのほうが条件が良かったので悩んだのですが、最終的には今までの経験を活かせる仕事、そして何より販売の仕事が好きで続けたいと思って現職に決めました。

あとは純粋に、世界中で愛されているハイブランドで働くのがかっこいいな!って思ったんです。
田舎から出てきてファッションの世界に入って、そこから「今あのブランドで働いているよ!」「頑張っているよ!」っていう自分を誇りたくて。最終的にはそんなシンプルな思いが決め手だった気がします。

多田さんのそのシンプルな思いは今、現職で叶えられているでしょうか?

はい!最初は大変でしたが、慣れてくると新しいことを吸収する楽しさが上回り、先輩社員に色んなことを教わりながら働いています。商品の価格帯や扱い方、社内のさまざまなルールなど、これまでと異なる点もたくさんありますが、お客さまに最適な商品をご提案するということは変わらないので、前職までの経験も活かせています。

まずは販売職としてのグレードを上げるべく、安定的に売上実績を作っていくことを目指しています。新しい環境で新しいことを身に付け、成長できているので、転職して良かったです!


多田さん、ありがとうございました!
初めての転職で、分からないことも多かったと思いますが、
「まずはエージェントに登録してみよう!」
「うまくいかなかったから、もっとお店に足を運ぼう!」
「異業界の可能性も模索してみよう!」
など、フットワーク軽く一歩踏み出してみる姿勢が、今の充実した日々に繋がったのだと思います。

やっぱり好きな販売の仕事を続けたい、自分の仕事をカッコイイと思いたい、そんなまっすぐな思いでこれからも頑張ってください!ますますのご活躍を願っています!

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