Fashion★シゴトNEWS
2017.06.15
2017年5月の業界全体の動きとアパレル・ファッション業界のボーナス支給事情(CREDENCE JOURNAL vol.50)
“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2017年5月の業界全体の動きと、支給が始まりつつあるボーナスについてお届けいたします。
2017年5月の動き
ゴールデンウィーク中、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の転職意向は一時的に下がりましたが、明けてからは再び活発さを取り戻し、最終的には前月比97%と、微減して5月を終える結果となりました。
一方の新規求人(弊社がお預かりした求人)数は前月比120%と増加。中でも店長・販売職と生産管理職が、ともに前月比150%前後の伸びを見せました。
採用背景としてはいずれも欠員補充が目立ち、人の動きの活発な様子がうかがえます。
セール等を控えたこの時期、求職者の動きは横ばいもしくは穏やかになる傾向にありますが、本格的に忙しくなる前に、情報収集だけでも始めてみることをおすすめします。一足早い行動が転職成功の第一歩となるでしょう。
アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情
今年も夏のボーナスの季節がやってまいりました。
という訳で今回は6月の恒例、アパレル・ファッション業界のボーナス事情について、調査結果をお伝えいたします。
夏のボーナスは平均1ヶ月分
2016年にクリーデンスの転職支援サービスへご登録いただいた方の、直近の職場での年間ボーナス(賞与)支給額は平均57万円。
給与に換算すると2.0ヶ月分でした。賞与は年2回支給されるケースが一般的ですから、この夏の支給額は<給与の1.0ヶ月分>というのが平均値のようです。
賞与の金額は2013年の調査開始以降、少しずつ上がっていましたが、今年は残念ながら、平均3万円ほどの減額となってしまいました。
なお、職種別で最も高かったのは<マーケティング/プレス/販促>の年間78万円。
次いで<VMD><MD>と、比較的人員が少なく、ブランディングを大きく担う職種が続きました。
求人票からは読み取れない環境が用意されていることも
今回の調査で賞与の支給「あり」と答えた方は全体のおよそ80%でした。
一方、2016年の1年間に、クリーデンスがお預かりした求人のうち、賞与「あり」と明記されている求人は60%弱と大きな開きがありました。
企業によって状況はさまざまですが、業績によって賞与の有無が変動する企業や、賞与という形ではないがインセンティブ制度が充実している企業など、求人票には明記していないものの相応の環境が用意されている場合もあります。
賞与がすべてではありませんが、もちろんもらえれば嬉しいですよね。
気になる場合は担当のキャリアアドバイザーにお尋ねください。
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