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2017.06.05

キャリアアップのための留学って意味ある?!(3分で解決!ありがちトラブル相談室 vol.13)

こんにちは。
クリーデンスキャリアアドバイザーの丸山です。

最近、日本酒専門のバー・居酒屋が増えています。
お店によっては1ヶ月先まで予約が埋まっているお店もあるそうです。
日本酒を特集する雑誌を目にする機会も増えました。
ちょっとした日本酒ブームですね。
とはいえ、国内の消費量は減少の一途を辿っています。
「悪酔いする」
「ベタベタしておいしくない」
といった日本酒に対してネガティブなイメージを持つ人がまだまだたくさんいるようです。
それに引き換え、海外での日本酒の評価は年々上がっており、輸出量も増えています。
お酒も一つの文化です。
日本独自の文化が評価されるというのはうれしい限りですね。

さてさて今回は日本酒の輸出ではなく、人の輸出?!海外留学についての相談になります。

新卒で今の会社に入社して5年レディスデザイナーをしています。
仕事はまぁまぁ面白いのですが、上が詰まっており
今のポジションから上がることは難しいと思っています。
思い切って会社を辞めて海外の芸術系の学校に留学した後に転職して
キャリアアップを狙おうかと思っていますが、どう思いますか?

いきなり厳しいことを言ってしまいますが、
今のあなたの考えでは海外留学は止めるべきでしょう。
お金と時間を無駄にしてしまいます。

大きな勘違いをされているようです。
キャリアアップといのは、基本仕事の中でするものであって、
留学したからできるわけではありません。
あたり前ですが、転職時の評価は、学校での勉強内容よりも実務を重要視します。

留学が悪いと言っているわけではありません。
大事なのは何のために留学するか、より具体的な目的をしっかりと持つことです。
目的がキャリアアップというのではあまりにも抽象的すぎます。

まずは、あなたが目指すキャリア像をしっかりと決めてください。
3年後、5年後、そして10年後にどんな立場でどんな仕事をしているか
具体的にゴールを設定しましょう。
それに近づくためには、どんなスキル・経験が足りなくて、
何を身につけなければならないか、具体的に考えてください。
その内容が、留学しなければ手にできないのであれば、留学することもよいでしょう。

留学も転職もゴールではなく、自身が目指すキャリア像に近づくための手段だと認識しましょう。
留学したから、転職市場であなたの価値が上がるわけではありません。

今回は厳しい回答になってしまいましたが、勘弁してください。
でも、本当に大切なことなので、十分に考えてみてください。

大切なことといえば、最近の日本酒の進化は目を見張るものがあります。
ワインみたいな味わいがするものや、シャンパンのように発泡するものなど、
洋食にも合う多種多様な日本酒が開発されています。
本当においしい日本酒がたくさんあります。
「日本酒はちょっと」と思っている人、あなたの好みに合う日本酒は必ずあります。
ぜひチャレンジしてみてください。

13回目の「ありがちトラブル相談室」はこれにておしまいです。
それではさようなら。次回をお楽しみに。

筆者紹介

キャリアアドバイザー

丸山 武(まるやま たけし)

米国CCE公認 GCDFキャリアカウンセラー。
1963生まれ。大学、ファッション系専門学校卒業後、1988年に株式会社ニコルへ入社。レディース、メンズのMDを経験した後、企画室マネージャーとして新規ブランドの開発やライセンスの管理に携わりました。その後2004年にクリーデンスへ入社し、以来、キャリアアドバイザーとして企画系専門職を中心にこれまで500名以上の転職をサポートしています。
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