Fashion★シゴトNEWS
2016.11.14
やっぱりファッションの仕事がしたい…「Max Mara」で”一生の仕事”を見つけた女性のキャリアストーリー
今回は、イタリアのファッションブランド「Max Mara(マックスマーラ)」へショップ訪問。
吉祥寺店の店長、折原さんにお話を伺いました。
折原さんがマックスマーラに入社されたのは11年前とのことですが、ずっとアパレル業界で販売職としてキャリアを築いていらっしゃるのですか?
いえ、実は違うんです。
もともとアパレルブランドで販売職をしていたのですが、結婚や出産を機に「このまま販売として働き続けるのは難しい」と一度辞めて、信販会社の事務をしていたんです。でもやっぱり心のどこかでファッションの仕事への未練があって…。
戻る決心をしたきっかけとなったのは、通勤時に毎日通りがかっていた「マックスマーラ」のショーウィンドウでした。洗練された世界観に憧れが募って、やっぱりファッションの仕事がしたい!と、子育てが少し落ち着いたタイミングで転職を決めました。
ファッションの仕事を一度離れてからの再チャレンジだったのですね。
ファッション業界に戻ると決めたものの、出産前に働いていたアパレル企業は残業も多くて長く働けるイメージがわかなかったので、同じことをくりかえさないためにも、今度は残業が少なくて待遇や福利厚生もしっかりしているところがいいな、と考えていました。
マックスマーラは、ブランド自体の魅力に加えて、そうした制度面でも環境が整っていたので、安心して入社することができました。実際、残業は月5時間以下ですし、年に1回、最長9連休のお休みも取れるので、家族との時間もしっかり確保しながら好きな仕事ができています。
今の仕事のやりがいは何ですか?
店長として、スタッフも含めて全員でお客さまに喜んでいただけるお店を作っていくことです。
ブランドの華やかさとは対照的に、私たちの仕事の多くは、堅実な業務の積み重ねです。
シーズンコンセプトや商品など、覚えるべきこともたくさんありますし、こうしてみよう!と意思を持って取り組んだことが思い通りに進まないこともあります。でも、それを乗り越えてお客さまから「ありがとう」と言っていただけることがこの仕事の一番のやりがいですね。
最後に、当時の折原さんと同じような思いを持っている方に対してメッセージをお願いします。
私はマックスマーラと出会って、販売職を一生の仕事にするという道を見つけることができました。11年前の当時、ブランクがある中で不安も抱えた再スタートでしたが、さまざまな研修制度やOJTが充実していて、成長に手ごたえを感じられたのも大きなポイントでした。“大好きなブランドを背負ってお客さまの前に立つ”というこの仕事をあきらめなくて本当に良かった、そう思える会社と出会えたことが、私のキャリアを大きく変えました。
もし、本当は販売の仕事が好きなのに、環境面など何らかの理由であきらめようとしている方がいらっしゃったら、ぜひマックスマーラで働くという道があることを知っていただけると嬉しいです。
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