Fashion★シゴトNEWS
2016.07.15
転職後の“不安”を減らすためのポイントは?(クリーデンス転職塾vol.27)
皆さまから寄せられるギモンやお悩みに、最新の転職マーケット事情もまじえてお答えするクリーデンス転職塾。
今回は、転職に成功したものの、入社後に不安を抱えてしまった方々のお悩みをご紹介します。
憧れのブランドに転職!大変だとは聞いていましたが、想像以上にハードでついて行けそうにありません…(28歳女性・外資企業)
- 何に憧れたのかを明確に!
- どうしてそのブランドに憧れたのかを思い出してみましょう。
消費者として好きなブランドだったから?
働いているスタッフの姿が素敵だったから?
給料が良くて働きやすそうだったから?
そんな憧れの仕事に就くためには、もしかするとこれまでのスキル・経験以上の努力や、マインドの切り替えが必要だったのかもしれません。
憧れの仕事と、自分ができる仕事が必ずしも一致する訳ではないのです…。
「ついていけない」を防ぐには…
憧れのブランドに応募する前の段階で、憧れた理由やそこで活躍するために必要なことを明確化することが大切です。そのうえで、そこで働くご自身をイメージし、どこまで頑張れるかを冷静に判断しましょう。
やりがいはあったけど組織が整っていないことが不安で大手企業に転職したら、組織化された環境が窮屈で思うように仕事ができません…(34歳男性・アパレルメーカー)
- 不安や不満だけで転職するのはNG!
- 会社の一部に対する不満や不安だけを見て転職してしまうと、逆に“良かったこと”を失う可能性もあります。
組織が整っていないことはもちろん不安要素になりますが、その一方で、“自分の裁量で仕事を進められる自由で働きやすい環境”だったかもしれませんね。
そして、その自由が転職先でも手に入るとは限らないのです…。
「こんなはずでは」を防ぐには…
現職の不満と同時に“良いところ”も洗い出して、あなたが働くうえで大切にしたいこととどれだけマッチしているのかを考えてみると良いでしょう。
どんな会社でも100%満足する環境はありません。
不満が解決ができないか、まずは周りに相談してみるのも手ですよ。
いかがでしたか?
今回は2つの例をご紹介しましたが、共通するポイントは、
「転職活動の初期段階で、何のために転職するのか方向性をしっかり定めておく」 ということです。
この軸がブレないように気を付けながら転職先を選べば、もし、入社後に想定と違うことがあったとしても、前を向いて頑張れる可能性はぐっと高まります。
活動初期で誤った判断をしてしまわないよう、どんな小さな不安でも遠慮なくご相談くださいね。
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