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2016.04.21

2016年3月の業界全体の動きと、店舗系職種の転職動向(CREDENCE JOURNAL vol.36)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2016年2月の業界全体の動きと、店舗系職種の転職動向をお伝えします。


2016年3月の動き

期の変わり目を間近に迎える3月、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の数は昨年末より高水準をキープし続ける販売職を筆頭に、多くの職種で前月・前年を上回りました。
以前であればこの時期は前月比で横ばい、あるいは減少することもありましたが、昨年、本年はともに110%ほどで伸びています。アパレル・ファッション業界での求職者の傾向が、変化しつつあるのかもしれません。

また新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)では、営業を除くほぼすべての職種で、1月から2月にかけての大きな減少から回復し、前月比125%の増加となりました。

今月は期の始まりである企業が多く、4月前半は採用担当者も入社者の対応などで多忙を極めていましたが、後半になるにつれ、採用熱も再度戻りつつあります。
ゴールデンウィークを前に、ワンアクションしておくかどうかが大きなポイントとなりそうです。


業界を支える!店舗系職種の転職動向

2020年の東京オリンピックへ向け、東京はもちろん各都市で大型商業施設の開業が続きます。
そこで必要となるのが接客・販売などの店舗系人材。
というわけで今回は、最近の求職者の動きを店長・販売職に絞ってお伝えします。

2015年と2016年での、店舗系求人および求職者の変化率を右のグラフにまとめました。
これによると求人が前年比116%に対して求職者は132%。求職者の増加率が求人のそれを上回っています。

上述した大型商業施設の開業などを背景に、転職市場が活発化したとも取れますが、クリーデンスに寄せられた転職理由を見ると、実はポジティブな理由で転職を希望する販売経験者はさほど多くありません。
特に店長・販売職に絞った際に目立った転職理由が、「キャリアアップが不明確」というものでした。

依然、販売職として働くことについては厳しい印象が続いていますが、給与面や福利厚生の見直し、分かりやすいキャリアパスの明示などを積極的に行っている企業が増えてきているのも事実です。
「イメージ」や「現職での状況」だけで諦めてしまわず、さまざまな求人と出会うことで、今後の働き方にもさまざまな可能性が見えてくるはず。ぜひ積極的な情報収集をおすすめします。

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