Fashion★シゴトNEWS
2015.11.19
「語学ができれば高収入」はホント?!年収の差や最近の動向をチェック!(クリーデンス転職塾vol.24)
企業のグローバル化やインバウンド需要の増加を背景に、増加を続ける語学力を求める求人。2020年には東京オリンピックも控え、この傾向は今後も続くと見られます。
では、最近のアパレル・ファッション業界に目を転じてみるとどうでしょうか。
語学力は、店舗系の職種を中心に、依然として強く求められています
今年の上半期(4~9月)にクリーデンスへお寄せいただいた求人のうち、語学力を<必須または歓迎>としているものの数を昨年同時期と比較すると、英語では110%、そして中国語は数自体は少ないものの、何と320%まで増加していました。
職種では双方ともやはり店長・販売スタッフなどの店舗系職種が圧倒的で、例えば店舗には必ず1人、中国語で接客できるスタッフを配置するというブランドや、今後のキャリアアップを見越して英語の堪能な人材を採用したいというケースが見られます。
ほかに営業職や経営・管理部門、また数は少ないですがバイヤー職などで、コンスタントに英語力を求める求人が出てきています。
とはいえ転職ではタイミングが大切です
というわけで、今よりも語学力を活かしたい方はさっそく本格的な転職活動を! とお勧めしたいところですが、転職には良いタイミングがあります。
グラフはクリーデンスへお寄せいただいた求人数の3ヶ月ごとの推移です。
コレクションやセールなど、アパレル・ファッション業界のカレンダーにあわせて求人数は増減を繰り返します。
また販売職に関しては、上述したようにインバウンド需要を見越した求人が多いため、さらにその波の影響も受けるのか、全体とはやや異なる増減の形をとっており、年頭(1~3月)をピークに微減する傾向があるようです。
良いタイミングで動き出せるような準備を整えたうえで、日ごろから求人をチェックし、いざという時にチャンスを逃さないことが大切でしょう。
やっぱり気になる?!<語学力と年収>の関係とは
この1年でクリーデンスの転職支援サービスにご登録いただいた転職希望者のうち、<TOEICスコア700点以上>とそれ以外の方の登録時の平均年収を比べたところ、両者の間に43万円もの年収差がありました。
もちろんTOEICのスコアは英語力の目安の一つに過ぎませんが、「語学ができれば高収入」は、アパレル・ファッション業界でもある程度当てはまるようです。
より多くの人とのコミュニケーションや、多くの知識の習得には欠かせない語学力。
仕事のための勉強と考えるとハードルが高いですが、もっと気軽に始めてみるのも良いかもしれません。
今は苦手…という方も、過ごしやすい秋の夜長に、語学のスタートはいかがでしょうか。
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