レディースバッグブランド「SMIR NASLI（サミール ナスリ）」4年目を迎え好調を維持し続ける理由は？

レディースバッグブランド「SMIR NASLI（サミール ナスリ）」が好調だ。

2012年に誕生し、今年で4年目というまだ若いブランドながら、ルミネエスト新宿をはじめ、池袋パルコ、渋谷マルイ、博多阪急、プランタン銀座、名古屋パルコ、有楽町マルイと9店舗に出店。EC事業もゾゾタウンなど5サイトに加え、今年は自社ECサイトをオープンし、2014年の売上高は昨年比265%の約6億円と大きな伸びを見せている。

本社勤務の社員はわずか12人と少数ながら、好調を維持し続けている理由は、社員一人ひとりがブランドのキーマンとして、他社には真似できないほどのスピード感と裁量で進めてきたから。
たとえばコレクション経験者をはじめとするアパレル出身の企画チームが国内外のトレンドをいち早く捉え、ウェアと含めトータルコーディネートを意識したデザインを創り出す。アパレルブランドと同じフロアでも違和感のないVMD、MD計画を考え、いつ足を運んでも飽きないような店舗設計に力を入れる。エリアや店舗ごとの客層、売り場面積やスタッフ構成などを踏まえて細かく分析し、売り上げがアップするような在庫コントロールを行う。

こうした一つひとつのこだわりによって、3年という異例の早さで人気を誇るブランドにまで成長したのである。

「一人ひとりが比較的自由にチャレンジすることでここまでの成長をしてきましたので、これからもその方針は変えず、チャレンジから生み出されるクリエイションを大切に、今あるブランドをさらに魅力あるものに育てていきたいです。それに加えて新ブランドを立ち上げる計画もありますし、Webをもっと強化していきたいという思いもあります。まだまだ成長過程の当社ですから、チャンスは山のようにありますね。」

今秋にはさらに3店舗の出店を計画しており、3年以内に20店舗、売上50億を目指したいというサミール ナスリ。
今後ますます注目のブランドとなることは間違いない。ぜひチェックを。