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2014.05.22

2014年4月の業界全体の動きと、販売職の転職動向(CREDENCE JOURNAL vol.13)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。今回は2014年4月の業界全体の動き、そして今、ニュース等で注目度も高まっている販売職の転職動向をまとめました。


2014年4月の動き

4月はここ数年と異なる動きとなりました。

例年であれば求職者数(弊社転職支援サービスへの登録者数)が増加し、新規求人数(弊社へお寄せいただいた求人の数)は落ち着くタイミングですが、今年は求職者数が前月比でほぼ横ばい、求人が112%の伸びを見せました。 前年同月比でも、求職者が74%となる一方で、求人は121%と大きく伸びています。

求人の傾向としては、ほぼ全職で昨年よりも増加しており、中でも営業職で顕著でした。 前号でお伝えした3月の傾向が継続しているようで、4月という期の変わり目のためか、営業の実務経験がない方でも応募できる求人が増えてきています。

求職者を職種別に見ると、昨年同月比で増加したのは生産管理職のみ。その他の職種は軒並み鈍化していました。

消費税増税による市場の落ち込みを懸念して、採用活動を控える企業が多いのでは?という予想もされていた4月ですが、求人の発生状況を見る限りではそのような傾向はなく、これまで通りの採用活動を続けている企業が多いようです。

アパレル業界で転職活動を行う人が落ち着いており、求人は増えている…つまり転職を考えている人にとっては今が大きなチャンス。今すぐではないけれど、という方も早めに動き出すことで良い求人と出会える可能性は広がります。まずは相談だけでも構いませんので、クリーデンスをお気軽にご利用ください。

※今月より、データの抽出方法をより実態に即したかたちに変更しているため、一部に先月までのデータと異なる点があります。ご了承ください。


アパレル・ファッション販売職の最新転職動向

最近よく耳にする“販売スタッフの採用”に関するニュース。人材不足のニュースや、それを打開するための正社員化のニュース、同じ接客業に位置づけられる外食産業での、人員が確保できないため店舗が開けられないニュースなど、さまざまな話題で注目が集まっています。
そこで今回は、近年のアパレル・ファッション販売職の求職者数、および求人数の推移をレポートいたします。

グラフからも読み取れるように、販売経験を持つ求職者の数は2013年6月頃から減少傾向へ。2014年に入ってからは、同月比で全て前年を割っています。
その一方で求人数は、2013年以降活発な状態をキープしており、特に2014年1月には大きな伸びを見せました。

景気が上昇傾向にあるなか、異業界での求人は伸び続けており、求職者の選択肢は「アパレル・ファッション」という業界、「販売・接客」という職種の枠を超えて広がっています。
求職者にとってさまざまなチャンスが増えた、という見方もできる一方で、選択肢が増えることで目移りしてしまい、「本当にやりたいことは?」「目指すところは?」「大切にしている価値観は?」といった“軸”がぶれてしまいがちになるのもよく聞く話。

アパレル・ファッションの楽しさ、それを生業とすることの面白さをあらためて考え、ご自身が一番大切にしている価値観を見つめなおす、そんな時期なのかもしれません。

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