Fashion★シゴトNEWS
2014.05.19
「バレエ・ダンス業界にファッションで貢献したい」マーティーのものづくり観とは
“アパレルデザイナー”と一言でいっても、扱うアイテムはさまざま。
通常着る洋服はもちろんのこと、インナー、服飾雑貨、制服やユニフォーム、スポーツウェア…ほかにもたくさんのファッションアイテムが世の中にはあるが、それぞれに違ったおもしろさがあるに違いない。
バレエ・ダンス用品を専門で扱うmarty(マーティー)も少し特殊なウェアを扱うブランドのひとつ。レオタードやバレエウェア、ダンスウェア、トゥーシューズなどの企画・生産・販売を行っており、関連会社ではバレエスタジオの運営やスタジオの施工・建築なども行っている、バレエ・ダンスの経験者にとってはプロ・アマ問わずとても有名で馴染みの深い企業である。
そんなバレエ・ダンスウェアのものづくりとはどういうものなのか?
デザイナーの方に伺ってみると…
「細かいところで言えばダンスウェアならでは、というものもありますが、基本的にはほかの洋服づくりと同じではないかと思います。着る人の気持ちを一番大切にしていて、どんなデザインだったら動きやすいだろう?美しく見えるシルエットとはどんな形だろう?どんなプリントをあしらえばもっと楽しくなるだろう?そんなことを毎日のように考えています。時にはダンス教室に足を運んで利用者に話を伺ったりもしながら、デザインを創り上げています。」
たしかにものづくりの根底にあるのは一般的な洋服にもあてはまること。
それではなぜマーティーに入ったのだろう?
「やっぱりバレエやダンスが好きだからです。弊社は9人と小さな組織ですがみんな大好き。だから自分たちの手掛けたアイテムをバレエ・ダンス業界の人たちに愛用していただくことが何より嬉しくて、またがんばっていいもの作ろう!ってなるんです。」
身に付けたスキルを、自分の好きなジャンルで発揮していきたい。
そんなシンプルでまっすぐな思いが、業界とそこにいる人々を支えているのだろう。
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