Patagonia（パタゴニア日本支社）

パタゴニアに入社したきっかけを教えてください

大学の専攻が環境社会学で、有機農業の勉強とか反原発のことなどを勉強していたので、そういうのを突き詰めたらここにたどり着きました。大学時代のかなり早い段階からパタゴニアで働くことしか考えていなかったので、募集が出たタイミングで応募して入社しました。

“環境”へのスタンスに魅力を感じたという側面はもちろんありますが、登山をやっていたのでパタゴニアのいちファンでもあって、よくお店に行っていたのもきっかけになりました。お店や店員さんの雰囲気がとても好きで、「先週は●●山に行ったよー」なんて話をするために通ったり、今月は山に行けてないな、というときでもパタゴニアのお店に行けば店員さんの山の話を聞けてテンションが上がったり、そんな“非日常”が魅力にうつって、「自分もここで働きたい！」という思いが固まりました。

働いていてどういうところにパタゴニアの魅力を感じますか？

ひとつはスタッフ同士のコミュニケーションです。もちろん先輩としての敬意はありますが、いい意味で上下関係がなくて、お互いに何でも話せる信頼関係があります。また、渋谷ストアではスタッフ同士のフィードバックを大切にしていて、お互いの仕事に対して良いことも悪いことも素直に言い合える環境を作ろう、という話をいつもしています。 オフの時間は和気あいあいで、笑ってばかりですね。仲良くなるほどに驚くような経験や他の人にはない考えを持っていて、みんな変だなあ、変わってるなあと。なのに不思議と一体感があって、それが心地いいんです。

あと僕はお店に立っているので、やっぱりお客様と接することです。アウトドアスポーツの魅力をまだ知らない方もたくさんいらっしゃって、そういうお客様と話をすることで、パタゴニアの魅力はもちろんですが、まずはアウトドアスポーツの楽しさを知っていただきたいと思っています。
たとえば「友達に誘われて来週初めて山に行くからギア（※アイテム）を揃えに来ました」というお客様、そのときはそこまで乗り気じゃなかったんですけど、次の週に「行ってきましたよ！」って嬉しそうに報告に来てくれて、それから毎週山に行くようになったんです。そういうお客様が、アウトドアスポーツを通じて今度は環境に興味を持ってくださったり、もっとパタゴニアのことを知ってくださったりして、どんどん繋がっていくのを体感できるのが本当に嬉しいです。

パタゴニアで働きたい！という方にメッセージをお願いします

熱く語れる何かを持っている方、それを持てあましていて、エネルギーが有り余っているような方にとってはすごく良い環境だと思います。パタゴニアのスタッフって、そういう話を聞いて「こうすればもっとおもしろくなるんじゃない？」とか色んなアイデアが出てくるので、すごく刺激的な毎日を送ることができます。そういう意味では逆にこれ！というものがまだ見つかっていないけど何か熱い思いはある、迷ってるけど何かを見つけたい、という方もいいかもしれませんね。

パタゴニアに入って何かを見つけて、それに向かってまた旅立っていくという人もいますし、どんどん世界が広がっていく場所がここにはあります。同じ温度感で燃えてくれる仲間たちと一緒にぜひ働きましょう。