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2017.03.22

苦手なタイプもいなくなる!?ソーシャルスタイルとは?

皆さん、こんにちは。

始まりました!春のセンバツ高校野球大会!
夏の甲子園に比べると盛り上がりは少ないですが、
やはり頑張る高校球児を見ると応援せずにはいられないキャリアアドバイザーのきよぞうです。

センバツが始まったということはもうすぐ4月。
新しい環境がスタートするという方も多いと思います。
そこで私が先日研修で学んだ、上司や部下や取引先のお客様、家族や友人など、
どんな人ともよい関係をつくるために役立つ「ソーシャルスタイル」をテーマにお話したいと思います。

ソーシャルスタイルとは、アメリカの産業心理学者デビッドメリル氏が提唱したコミュニケーション理論のことで、
4つに分類される人のコミュニケーションのパターンを活用し、適切なコミュニケーションを選択するものです。

4つの「ソーシャルスタイル」の特徴はこちら

苦手なタイプもいなくなる!?ソーシャルスタイルとは?

ソーシャルスタイルには4つのタイプがあり、「感情表出」「自己主張」の強弱の縦横2軸によって分類されます。
※私が受けた研修では、それぞれ鳥の種類で分けていました。

ドライバー/Driver(合理的に目的を達成させたい人)の特性:鷹タイプ

・感情(表情)は出ない。結論から淡々と自分の意見を言う
・独立心が旺盛で、主導権を握ることを好む

エクスプレッシブ/Expressive(感覚的で自分が注目されたい人)の特性:くじゃくタイプ

・感情(表情)は出る。率先して自分の思いを言う
・その場の雰囲気を大事にし、新しいことや話題性のあることを好む

エミアブル/Amiable(人間関係を大事にしたい平和主義の人)の特性:鳩タイプ

・感情(表情)は出る。話すより聴くことが多い気持ちを抑えがち
・人の気持ちや全体の調和を重視し、安定を好む

アナリティカル/Analytical(理屈、分析を大事にする人)の特性:ふくろうタイプ

・感情(表情)は出ない。話すより聴くことが多い完全主義
・データや情報を分析し、正確で質の高い仕事を好む

もちろん性格をきっちり分けることはできませんが、
ソーシャルスタイルでは4つに分類したいずれかのタイプに属すると考えます。
みなさんはどこにあてはまりましたか?
(「ソーシャルスタイル」で検索すると、簡易的にネット診断できるサイトが出てくるのでチェックしてみてください。)

研修では同じ特性のチームに分かれてのワークがいくつかありました。
”かなり多忙な同僚に難易度が高く時間がかかる仕事をお願いしなくてはなりません。
自分と真逆のスタイルを持っている相手にやる気をもって仕事に取り組んでもらうための接し方を考えましょう。”
というお題があり、「チームくじゃく」の私は、みんなと一緒にわいわい盛り上がりながら、
どうしたらチームふくろうが気持ちよく仕事ができるか考えました(どのチームより騒々しかったはず…笑)。

いざ、発表!!となり、アナリティカルなふくろうさんたちは私たちの書き出した内容をみて、
「仕事の目的だけではなくて、定量面の部分もしっかり説明してほしい」
「大雑把に褒められるのは嫌だけど成果物に対して●●の部分が100%だねと具体的に褒められるのは嬉しい」
などなど、とても冷静に分析されていました。
「あなたならできる!じゃよろしく頼むね!」で頑張れるくじゃくとは大違いだね~
と楽天的に話しているのも印象的でした。

なんとなくこの人と意思疎通ができていない…
部下のモチベーションを上げたいけどうまくいかない…
なんてことが起きても大丈夫!
相手のタイプがわかれば、これまでとは違ったアプローチができるはずです。

自分のものさし(=タイプ)で見てそのものさしに合わなければ苦手、嫌いとなりがちですが、
相手のものさし(=タイプ)が何かを分かれば、対応方法も広がり、あらゆる人とうまくお付き合いができるのです!

ぜひこのソーシャルスタイルを活用し、自分を知り、相手を知って
よりよいコミュニケーションを図ってみてくださいね!

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