アパレル企業特集

2015.09.16

株式会社トゥモローランド

“その人らしさ”を活かして働く

「Ballsey」「MACPHEE」「Edition」「DES PRES」など、多数の人気ブランドを擁するトゥモローランド。つねによりいいもの、新しくなっていくことを目指して、それぞれのブランドが進化をし続けています。
今回は新卒で入社し、「Edition」販売とウィメンズマネージャーを経験、現在は人事部で活躍する大村 真澄さんにお話を伺いました。


ここでなら表現することのおもしろさを味わえるのではないか、
と入社を決めました

ここでなら表現することのおもしろさを味わえるのではないか、と入社を決めました

トゥモローランドに入社しようと思ったきっかけを教えてください

芸術系の大学出身なので、何かを表現することに興味があって、そんな中でトゥモローランドの新卒向け説明会に参加して、会社やブランドが持つ価値観、こだわりに魅力を感じたのがきっかけでした。そこで話をしてくれた社員さんの「花を生ける花器やカウンターに置くペンまで自分たちで決めて、細部にまでこだわってお店を作っている」という言葉にすごく驚いて、ここでなら表現することのおもしろさを味わえるのではないか、と応募しました。

入社後は、当時住んでいた名古屋に配属され、エディションの店舗立ち上げスタッフとして、接客に加えてイベントを企画したり、販促の人と相談しながらDMを作ったり、ショップの中の販促担当のような仕事をしていました。3年目の25歳でウィメンズの店長の役割を担うマネージャーになり、その後いくつかの店舗を経験しました。

その後、一度トゥモローランドを退職したと伺いましたが…

そうなんです。世間一般における自分の仕事というものを全然客観的に見ることができていなくて。要するに自分のキャリアのこともちゃんと考えられていない状態で、一度退職という道を選びました。それから1年ほどはファッションから離れ、学生時代の経験を活かす形で、芸術系の学生支援のような仕事をしていました。

また復職された理由はなんだったんでしょうか?

ある日、尊敬する先輩であったエディションのバイヤーとお会いする機会があって、その際に「また戻ってきたら?」とお声をかけてくださったことがきっかけでした。いろいろ考えたのですが、最終的には、トゥモローランドには信頼できる人々や環境があったこと、そしてファッション業界から離れてみて改めて、ファッションを生業にしていきたいと素直に思えるようになったことから、戻ることを決めました。
その頃は東京に出てきていたので、東京で復職という形になりました。


スタッフの育成を通じて、より良いお店、会社を作っていきたい

スタッフの育成を通じて、より良いお店、会社を作っていきたい

復職後はまた販売に戻られたのですか?

はい、エディション新宿店でまた販売スタッフからスタートして、ウィメンズマネージャーとなりました。その際、ディスプレイや販促などはサブやスタッフのみんなに任せて、私はスタッフ育成やショップオペレーション作りに徹底する、という方針で役割分担、ショップ運営をしていました。離れていた間の経験も影響して、入社当初に感じていた「何かを表現したい」という思いから、「人の育成」に価値観が変わってきたんです。

オールマイティーにマネジメントする、という感じではないんですね

もちろん店舗責任者なのでトータルでのマネジメントは必要ですが、オールマイティーにというよりは、各店長やマネージャーの得意分野を活かして、その部署と連携してお店づくりをしていく、というスタイルが多いんです。例えば表現が重要な渋谷店はVMDが得意なマネージャーがいてその強みをショップに活かす、というイメージです。

丸の内店はエリアも客層も落ち着いたショップで、お客様と強いつながりがを持っているのが特長だったので、私の中にも人を大事にしたあたたかいお店を作りたいというイメージが明確にありました。そこでスタッフの販売力を上げることで日々の接客クオリティを高めたり、例えばクリスマスなどイベントのときにはカウンターでシャンパンを用意してお客様をおもてなししたり、そういうことを大切にしてきました。顔なじみのお客様も多かったのですごく楽しくて、大好きなお店でしたね。

人への興味、とのことですが、人事に異動されたのは大村さんのご希望だったのですか?

いえ、当時の人事部長にお声をかけられました。
私はお客様ありきの店舗で人をどうしていくか、と考えるのが好きだったので、正直、本社人事への異動には戸惑いがありました。そこでこれまでのキャリアや価値観などを改めて整理して、会社から何を求められているのかも考えて、異動することを決心しました。

異動後は採用、配置、教育、評価と幅広い人事の仕事を一通り経験した上で、現在は既存スタッフを教育したり、マネージャーのスタッフ教育をサポートしたりと、これまでの経験が活かせる仕事に重点を置いて働いています。今年の11月で丸2年になりますが、今の仕事をライフワークとして極めていきたいなと思いながら働くことができています。


得意なこと、やりたいことがあって、そこに仕事があとからついてくる

得意なこと、やりたいことがあって、そこに仕事があとからついてくる

現在、世の中にあるたくさんの「販売職」という仕事の中で、トゥモローランドならではの魅力はどんなところにあるでしょうか?

きっとたくさんあって、これはあくまで私の経験に基づくいち意見ですが…

ひとつは、スタッフ一人ひとりの“その人らしさ”を大切にする会社だということです。
仕事があってそれに人が合わせるのではなく、得意なこと、やりたいことがあって、そこに仕事が後からついてくる。
中にいるときにはそのことを特別だとは思っていませんでしたが、一度退職して客観視できたことで、当社のようなスタンスで仕事ができることがどれだけ貴重か、ということに気付くことができたのかもしれません。

もうひとつは商品に対する強いこだわりです。
トゥモローランドはものづくりからスタートした会社なので、商品へのこだわりが非常に強いです。店舗においても同様で、いかに商品を美しく見せるか、そしてお客様に商品の魅力を伝えていくか、というところにこだわっています。もちろんお客様の導線などは前提としてしっかり整えますが、それは他社でもきっと同じで、トゥモローランドならではという点で言えば、商品の見せ方へのこだわりがやはり強いんじゃないかと思います。

店舗で働いていたときは、スタッフみんなでホテルのランチを食べに行って内装を見たり、美術館を巡ったりなど、洋服屋さんに限らず、高いクオリティで世界観を表現している空間をコンペジターとしてチェックしていましたし、アクネストゥディオスやイザベルマラン、ジェームスパースなど、当社が取り組んでいる海外ブランドの「おもてなし」空間の作り方なども非常に勉強になりました。

単に販売職という名前でくくると「そこまで?!」って思うかもしれませんが、こだわり始めるとこんなにおもしろい環境もないです。とにかく色んなモノやコトにアンテナを張って、スタッフたちとディスカッションして、予算をやりくりして什器を揃え、より良いお店にしていく。そういう経験ができるのはトゥモローランドならではの大きな魅力だと感じています。


ファッションに対して情熱を持ち、変化を楽しみながらチャレンジを続けられる方

ファッションに対して情熱を持ち、変化を楽しみながらチャレンジを続けられる方

それでは最後に、店舗と人事をどちらも経験している大村さんから、求める人物像を教えてください

まずは、ファッションに対して情熱を持っていること。販売に限らずどんな職種でも、どんな仕事でもそれは必要だと思います。
また、常に動いている業界・会社なので、頭でっかちにならず、変化を楽しめることが重要です。
先ほどもお話したとおり、見せ方に対するこだわりが非常に強いので、接客や人が好き、というものに加えて、自分で何かを考えて表現すること、作りだすことが好きな方ですと、その思いを発揮できる環境だと思います。

トゥモローランドはオーナー自身が、世界を飛び回り、自らバイヤーとして活躍しています。
私たちはよくキーワードとして「若さあふれる大人」「ユーモアとエレガンスさの両立」「大胆さと繊細さ」なんて表現をするんですが、興味あることにワクワクする気持ち、チャレンジしたいという気持ちを忘れず、それでいて品のある大人を目指したいと考えています。

トゥモローランドでしか経験できないことがきっとあると思います。
ぜひみなさまのチャレンジをお待ちしています。

株式会社トゥモローランド

株式会社トゥモローランド

事業内容 ウィメンズ・メンズウエア、服飾雑貨、アクセサリーなどの企画、生産、販売、輸入業務、飲食店の経営
事業所 本社:東京都渋谷区恵比寿西1-32-18
設立 1978年7月
代表者 代表取締役社長 佐々木 啓之
従業員数 904名(2015年8月現在)
資本金 2700万円

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