スタッフブログ

2021.08.25

面接の準備に使える!具体的なエピソードの重要性と伝え方とは?

こんにちわ!
キャリアアドバイザーのきよぞうです。

8月も後半になり夏の甲子園も佳境を迎えていますね!
高校野球好きな私は、全試合録画して仕事後の一杯ならぬ、仕事のあとの1試合を楽しんでおり、
夜な夜な観ている日々が終わりに近づくと、秋がくるなあと感じます。

今年はコロナ禍に加えて悪天候でのスケジュール変更と、球児にとって調整も大変!
どんな想いをもって甲子園でプレーしているのだろうかと感慨深い気持ちになりますし、
きっと最高のパフォーマンスをするために、いつでも戦える準備をしていたに違いない…と思います。

さて、準備と言えば季節が変わるということで、
そろそろ転職活動を始めようかなと思う方も多いのではないでしょうか。

コロナ禍とはいえ、少しずつ求人数も増加してきていて、職種によって動きが出ている状況です。
急に面接が入っても困らないよう、今回はご相談いただくことも多い面接の準備について、
中でも具体的なエピソードの重要性と話の伝え方(組み立て方)についてお話できたらと思います。

面接中、
・仕事での成功体験を教えてください。
・業務での強みはどんなことですか?
・あなたの長所は?
など、比較的ポジティブに答えやすい質問をされることがありますよね。

あなたならどう答えますか?
・分析力があることです!
・ホスピタリティーがあることです!

…もちろん悪くはないのですが、それを伝えたときに面接官から、
それはどんな感じで活かされましたか?など、さらに深掘りされた経験はないでしょうか。

それはなぜか?
答えは、相手にとって抽象的でわかりにくいと感じたからです。
もしかしたら、分析力が強いかもしれないけど…根拠は?
と思うからこそ、さらに質問をして確認をしたいというのが、面接官の考えです。

あなた自身のことを知らない面接官が、しっかり働いている姿をイメージするには?
具体的なエピソードを分かりやすく伝えることが重要です。
現在の市況動向では、やはり即戦力採用ということがキーワードになってきますから、
丁寧に伝えるようにしましょう。

具体的なエピソードを伝えるときには、まずは以下のように整理してみると考えやすくなります。
<状況>…それが起きているときどんな状況だったか
<考え>…それを解決するためにご自身で考えたことは何か
<行動>…実際にご自身が実行したこと
<結果>…どのような結果を導き出せたか

例えば、

Q :仕事での成功体験を教えてください
<状況>…それが起きているときどんな状況だったか
店舗立地が悪くお客様の来店数が全く伸びない=売上に繋がらない

<考え>…それを解決するためにご自身で考えたことは何か
DMを打とう、商品確保をしよう、イベント企画しよう、
DM の打ち方をもう一度検証したほうがよいのではないか… etc

<行動>…実際にご自身が実行したこと
顧客売上の分析から、これまで数多くの方に打っていたものをA ランクのみに絞って送付。
限定商品で特別感を出し、顧客様へのアプローチを強化。

<結果>…どのような結果を導き出せたか
前年同月と比較し、来店数+30 %、 DM 購買率 +30 %と伸ばすことができ、
その結果、売上も 180 %にすることができた。

最初は箇条書きでもよいので、それぞれの項目を洗い出せたら、
簡潔に伝えられるように<結果>からお話しいただくと、
わかりやすく相手に伝えることができ、かつ根拠のある強みや長所としてアピールすることができます。

エピソードの引き出しが多ければ多いほど、面接は上手くいきます。
エピソードを思い出して考えることそのものが、ご自身の振り返りにもなりますので、
職務経歴書などを見直しながら、スキルや経験でアピールできる所を見つけていきましょう。

なお、具体的なら何でもいいというわけではないので、
受ける求人の企業研究を行い、どのエピソードに興味をもってもらえるか選んで伝えることが大事。
この準備ができているかどうかで、面接の評価も変わってくるはずです!

成功体験や強みだけでなく、転職理由や志望動機にも伝え方のコツはあります。
面接の準備も一緒に整理し、サポートさせていただきますので、
担当のキャリアアドバイザーに遠慮なくご相談くださいね。

甲子園はもう第9日目というのに、まだ第5日目の試合を消化したところ…
しっかりスケジュール、準備を整えて観戦に臨みます!それではまた!

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