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2019.09.25

言うのは易し、行うのは難し

こんにちは。

2年前、ボランティアサッカーコーチのことを書かせていただきました。
選手達は2年前当時、小学2年生でしたが、月日は早いものでもう4年生、中学年となりました。
フィジカル面も成長し、サッカーIQも高まるゴールデンエイジ世代突入です!
『見る』、『聞く』、『動く』サイクルの早さも一段と高まり頼もしいばかりです。

今回は、久々に近況と想いを記したく、
育成手法としての「ティーチング」と「コーチング」に関してお話します。
みなさんは双方を正しく理解し、違いを説明することはできるでしょうか?
私自身はサッカーのコーチング資格を持っていますが、、、まだまだ勉強中です。

言うのは易し、行うのは難し

サッカーに限らず、何かしらのマネジメント講習を受講された方ならご存知だと思いますが、
「ティーチング」とは、
平たく言えば、知っている人が知らない人に教える、できる人ができない人に教える指導法です。
学校教育から始まり、組織における人材育成、あるいは生涯教育など、
「教育=ティーチング」といってもよいほど一般的に使われている、馴染みある言葉です。
私の解釈では「自分が持っている知識、技術、経験などを相手に伝授すること」です。

サッカーを通じたメリットは、一度に大勢の人数を育成できる点、速いスピードで育成できる点が挙げられます。
選手達を速く成長させてあげたい、上達させてあげたい想いで取り入れているチームも多いはず。
ただデメリットももちろんあり、成功しても自信に繋がりにくく、
失敗した場合に振り返れない場合があり、“点”の成長になる可能性が高いです。

続いて、「コーチング」について。
原語の「コーチ(Coach)」とは、もともとは「馬車」のことを指し、
「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味を持ちます。
そこから、「人の目標達成、ビジネスパーソンとして支援する」という意味で使われるようになり、
「コーチング」は個人や組織の目標達成を支援する存在として、
教育、スポーツ、そしてマネジメントと様々な分野で発展を遂げていきます。
基本的に「教える」「アドバイスする」ことではなく、
「問いかけて聞く」という「対話」を通して、相手自身から様々な考え方や行動の選択肢を引き出すことです。
私の解釈では、「問いかけて聞くことを中心とした、お互いのコミュニケーションを通して、
相手がアイディアや選択肢に自ら気づき、自発的な行動を起こすことを促す手法」です。

サッカーを通じたメリットは、選手達の考える力を育て、自発性や応用力、再現性を高められる点、
可能性を引き出すことが出来る点、個性を見出すことができる点、
サッカーに限らず学習力自体を上げることができる点などが挙げられます。
選手達に自ら気づきを与え、自発的な行動を尊重する。
実際に上位強豪チームは、選手達に答えを言わずに問いかけをする、考えさせる場面を多々目にします。
またフィールド外での礼儀・マナー・お作法もしっかりしており目を引くものがあります。
デメリットは時間がかかる、コーチ陣の根気が続くかどうか(笑)。

どちらが良い、悪いという話ではなく、適宜、ティーチングをコーチングに置きかえたり、
ティーチングとコーチングを補完的に合わせて使ったりすることで、
育成の質や効果を高めていくことができます。
コーチ陣がInputした知識をストレートに選手達に伝えるだけではなく、
「何を目的にするのか」をしっかりと噛み砕きながら対話を繰り返すことが大切です。

例えば、選手達に初めてパスを教えるとします。
選手達もプロサッカー選手がGAME中にしている姿を見てワクワクしながら、パスを頻繁に使うようになりますが、
ただ、ティーチング要素だけだと、「ボールを回すこと」という行動だけが先行してしまい、
選手達もパスをするだけでサッカーをやっている気になったり、
相手に驚異的な印象を与えていると思いこんだりし、結果、パスが目的となってしまうリスクをはらんでいます。

サッカーの本質はゴールを相手チームから奪うこと。
パスは目的ではなく、1つの手段です。
コーチング要素を含めると、何のためにパスをするのか?ということを考えて動くようになるので、
バックパスを極力しない、相手との関係性を考えながら前にパスをする、など、意味のあるプレーが増えるはず。
応用が利く選手ともなると、コーチ陣が教えなくてもスルーパスができたりもします。

こうした内容を選手達に伝えるのは簡単ですが、実際できるようになるまでには時間と労力が必要です。
育成は長い長い道のりです。
何を目的にするか。。。
言うのは易し、行うのは難しを日々試行錯誤し、週末を迎えています。

みなさまも仕事やプライベートにおいて、誰かに何かを伝えなければならないとき、
ティーチング・コーチングを何気なく使い分けているかと思います。
そのときに改めて、ゴールの焦点は何か?本質、目的、手段を整理しながらの
コミュニケーションを意識してみてはいかがでしょうか?
では、また。

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