スタッフブログ

2019.01.23

読書で考えるファッション~お洋服に関連のあるお勧め5冊+α~

こんにちは営業のウメです。
冬将軍は撤退することを知らず、厳しい寒さが続いていますね。
体調を崩しやすい季節ですので、体調管理にはお気を付け下さいませ。

さて、今回のブログのテーマは「ファッション×本」ということで、
私の本棚からファッションについて関連のある5つの本をご紹介させて頂けたらと思います!

読書で考えるファッション~お洋服に関連のあるお勧め5冊+α~

1冊目:誰がアパレルを殺すのか | 杉原 淳一、染原 睦美(著)

ピンクの表紙に白文字の「可愛い系スタイル」が表紙の本書。
アパレル業界のリアルをジャーナリスト・梶山寿子氏の取材によって浮き彫りにした一冊。
業界を代表する企業の経営者から、売り場に立つ販売員まで、
幅広い関係者への取材から生の声を拾い、現在のアパレル業界を写し出しています。
また現在だけではなく、「アパレル業界のこれから」についても
国内外の新興プレーヤーの例などを挙げて考察されております。
アパレル現在と未来について考えさせられる一冊です。
ちなみに、、、弊社クリーデンスの事業部長である藤田のインタビューも載っておりますので、
お時間のある際にぜひご覧いただければ幸いです。

登場する企業

オンワードホールディングス/ワールド/TSIホールディングス/三陽商会/
ファーストリテイリング/ストライプインターナショナル/ZOZO/GAP/H&M/
三越伊勢丹ホールディングス/大丸松坂屋百貨店/高島屋/そごう・西武/
メルカリ/エアークローゼット/ナノ・ユニバース/トウキョウベース/パタゴニア/エバーレーン/
アマゾン・ドット・コムなど

誰がアパレルを殺すのか
杉原 淳一 染原 睦美
日経BP社
売り上げランキング: 11,910

2冊目:ひとはなぜ服を着るのか | 鷲田 清一(著)

皆さん、著者の鷲田 清一さんはご存じでしょうか?
この方ですが、大阪大学総長などを歴任したことのある、日本を代表する哲学者のひとりなのです。
書いた本が難関大学入試の現代文・小論分などにも引用されることも非常に多い方です。
現象学・身体論が専門で、ファッションについても研究、いくつもの本を出版されています。
今回ご紹介する一冊も、哲学者・鷲田さんらしい視点から、現代における「服の意味」を説いた内容。

「ひとは服なしでは生きられない。流行に巻き込まれずに生きることもできない。
流行(モード)という社会の時間と身体の感覚とがせめぎあうその場所で、
“わたし”という存在が整形されてゆくのだ。」

うーん、深い。

一度では咀嚼しきれないことも多かったので、一文一文を何度も読み返しながら、読み終えた作品でした。
鷲田さんのファッションについて論じた本は他にもいくつかございますので、お勧めいたします!

ひとはなぜ服を着るのか (ちくま文庫)
鷲田 清一
筑摩書房
売り上げランキング: 56,804

3冊目:成功は一日で捨て去れ | 柳井正(著)

私が尊敬する経営者のひとりでもある柳井正さん(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)
の一冊であり、私が部署内で小さな賞を頂いた時に上司から貸していた一冊です。(笑)
ユニクロは何故ここまでのグローバル企業に成長できたのか。
常に現在の成功体験にとらわれず、新しい変革と挑戦の記録や、
そこに流れる血筋でもある企業理念について書かれた一冊。
現在のファッション業界に必要な姿勢を学ぶこと、
明日の仕事へのヒントを得ることができるのではないでしょうか。

成功は一日で捨て去れ (新潮文庫)
柳井 正
新潮社 (2012-03-28)
売り上げランキング: 31,884

4冊目:POPEYE No. 811 「unFASHION」  | マガジンハウス

マガジンハウスから毎月発売されるファッション誌であり、シティーボーイのバイブルでもあるPOPEYE。
私も良く購入させて頂いておりますが、今回お話したいのは
2014年の10月、私が大学生の時に発売された「unFASHION」というテーマの特集。
ファッション特集なのに“アン・ファッション”???
2000年に出版された、生活と密接に繋がった様々な“スタイル”の写真が収められている
『(un)FASHION』という一冊の写真集から、ファッションについて考えを巡らした本誌。
当時大学生だった私に「着飾ることの意味」「ファッションの境界線」を考えさせてくれた一冊です。
調べてみたらAmazonにて古本が1円で売っておりました。(笑)

POPEYE (ポパイ) 2014年 11月号 [雑誌]

マガジンハウス (2014-10-10)

5冊目:骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール | 二神弓子 (著)

こちらはこれから読みたい一冊です!
骨格診断とパーソナルカラーについては以前もスタッフブログの中で取り上げましたが、
「似合う」を科学するひとつの理論です。
私も流行のカラーを手に取ってみるが、合わせてみるとなんだか似合っていない、、、。
雑誌でモデルさんが着ているのはかっこいいけど、お店でハンガーにかかっているものは可愛いけど、
実際に試着するとシルエットがしっくりこない。
プライベートはもちろん、販売員の方は、お仕事にも使えるノウハウが詰まった一冊ではないでしょうか。

本の話からはそれますが、クリーデンスでもパーソナルカラー教会の講師の方をお呼びして、
1/24(木)に「パーソナルカラーセミナー “色の力で売る” 接客販売のワードを増やす!」を開催します。
イベントについての詳細はこちら(Facebookページにリンクします)
この様な無料セミナーも定期的にございますので、注目して頂ければ幸いです!

骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール [この夏は似合う服に出会おうシリーズ]

+α:センスは知識からはじまる | 水野学(著)

ファッションとは少し離れてしまいますが、こちらも私が影響を受けた本ですのでご紹介させてください。
「good design company」の代表取締役の水野さんの著作。
~「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力~

ファッション業界に従事する方にとって、非常に重要な要素であれう「センス」。
どこか感覚的・属人的で生まれつきのものと思ってしまいます、、、。
しかし著者によれば、知識を蓄えておくことが、センスのよさを生み出す源泉になる。
「センスとは知識の集積である」と述べております。
自身の努力でセンスを磨くことが出来ると、自身の可能性に気づかせて頂いた一冊です。

センスは知識からはじまる
水野 学
朝日新聞出版 (2014-04-18)
売り上げランキング: 1,538

以上、私のお勧めの本でございました。
ご紹介させて頂いたものの中で、何か気になったものがあれば、是非手に取ってもらえると幸いです。

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