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2015.07.01

余りに惜しい証明写真

余りに惜しい証明写真

休日の昼下がりにテレビを見ておりましたら、
書類選考の通らない就活中の女子大生3人が、
希望の業種に応じたメイクに変えて証明写真を撮ったらどうなる!?
という検証がされていました。

結果的に3人とも書類選考を通過、めでたしめでたし
という展開はあまりにテレビ的でしたが、
個人的には「でしょ!」と必要以上に同調しておりました。

というのも、クリーデンスにはときどき、
余りに惜しい証明写真をアップロードされる方がいらっしゃるんです。

― もう少し髪を整えていただけたら!
― 襟が折れていなかったら!
― ネクタイが曲がっていなかったら!

という身だしなみシリーズから、

― 光が均等にあたっていれば!(恐らく窓際で撮っています)
― 両肩の高さが揃っていれば!(恐らく片手で撮っています)

という自撮り失敗シリーズ、はたまた

― パーティー会場かな?
― お寿司屋さんかな?

というスナップ写真流用シリーズなどなど。

最後はさすがに「惜しい」とも言えませんが、
「惜しい」レベルに限っても枚挙にいとまがありません。

個人的に、証明写真は 履歴書が誰のものかを知るための単なる確認資料ではなく、
ご自身のイメージを視覚的にお伝えできる貴重な枠だと思っています。

人を見た目で判断してはいけませんと小さいころには言われたけれど、
お顔立ちが美しいか否かだけが「見た目」ではありません。

わずか3センチ×4センチ、しかもお顔近辺の小さな写真ですが、
上述した身だしなみを中心に、細心の注意を払って準備をしたら、
「この会社で働きたい!」という思いが伝わりそうだし、
「こういう人と一緒に働きたいな」って思ってもらえる気がします。

何かと忙しい転職活動ですが、
証明写真を準備する際にはちょっと思い出してみてくださいね。


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