Fashion★シゴトNEWS

2022.03.17

転職活動に“幅広い可能性”を<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー 外資ラグジュアリー編(名古屋エリア)

これまでに、アパレル・ファッション業界で働く多くの方の転職をサポートしているクリーデンス。
担当アドバイザーによるインタビューを通して、その道のりを振り返っていただきます。


海野 武さん(仮名)は、岐阜県出身、30歳の男性。
2020年1月から転職活動を始めるものの、すぐにコロナ禍となり、厳しい転職活動となりましたが、バイアスを掛けず知らないブランドでも店舗見学とリサーチを繰り返してチャレンジを続け、2年後の今年、外資ラグジュアリーブランドの販売スタッフで内定を得ることができました。
海野さんを担当したキャリアアドバイザーのが、お話を伺いました。

海野さん、このたびは転職先が決まり、本当におめでとうございます!4月からいよいよ新しい環境がスタートしますね。

ありがとうございます。
現職の退職調整も落ち着いて、新しい仕事に向けて準備を進めています。

海野さんは、前回の転職もクリーデンスをご利用いただきました。もう3年以上のお付き合いになりますね。

前回は、今後のキャリアアップや給与などの条件面を鑑みて、インポートブランドに転職しました。しかし、どうしても社風が自身と合わなくて、早いタイミングで「再度転職を考えたい」と東さんに相談させてもらいました。

今後のキャリアのことだけを考えると、よほどの理由がない限り、早期退職がご自身にとってプラスに働くことはありません。なので、もうしばらく続けながら考えてみても良いのではないか、とアドバイスしたのを覚えています。でも一番は海野さんが心身ともに健康に働けることだというお話もさせていただきましたね。

はい、覚えています。東さんのアドバイスもあって、勢いで退職することはせず、転職活動を始めてみて、良いご縁があったら次のチャレンジをしようとしていたところ、コロナ禍で求人が全然なくなってしまいました。東さんからは、時間がかかるかもしれないという話もいただいたので、市況感については頭に入れて活動に臨みました。
2年も掛かるとは思いませんでしたが(笑)、無事に転職が決まってほっとしています。

<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー:中山 梓さん

30社ほどエントリーいただき、半分以上は面接まで進みましたが、コロナ禍で企業の選考ハードルも上がっていて、タフな2年間だったと思います。転職活動の中で、海野さんが常に心掛けていたことは何でしたか?

応募して、面接をして、落ちて…が繰り返されると、気持ちが切れそうになることもありましたが、面接官からすればそんな私の状況は関係ありません。常に「初めて受ける面接」だという気持ちで必ず店舗に足を運んで接客を受け、ブランドのストロングポイントやカルチャーを調べ、自分自身がチャレンジしたいポイントを見つけて臨みました。

面接を重ねると、面接後に自分なりの感触が分かってくるのですが、多少なりとも手ごたえを感じた面接がダメだったときには少しへこみましたね。一度、内定が出た企業から取り消されたときには、そこからまた活動再開するモチベーションに持っていくのが大変でした。

コロナ禍のような異常事態が転職活動にすごく大きな影響を及ぼしたので、通常なら考えられないような想定外のこともたくさん起こってしまいました。

当時はコロナ禍だから仕方がないと思うしかなく、東さんにもいろいろ愚痴ってしまいましたね…。
ただ個人的に良かったこともありました。
面接のためにブランドことを勉強し、お店に足を運び、接客を受けることで、他ブランドの商品やサービスに詳しくなって、自分の接客にも活かせていることに気付きました。もちろん転職したいということが第一目的ではありますが、そのための準備が仕事にも活かされたのはとても嬉しいことでした。きっと、次の職場でも活かせるんじゃないかと思います。

最初から厳選するのではなく、多くの求人にチャレンジいただいたからこそですね!少しでもチャンスがあればとたくさんの求人をご紹介させていただきましたが、海野さんの中で応募する・しないの判断軸はどんなところでしたか?

最初に希望する条件などをお伝えしていたので、東さんがフィルターを掛けて提案してくれていることは感じていました。さらに休日数や残業時間などの懸念点がある場合は併せてお伝えいただいていたので、それも踏まえて検討しました。
最初から狭い条件で精査するのではなく、知らないブランドでも必ず一度調べて、興味が持てるかどうか、店頭に立つイメージがわくかどうかなど、広く可能性を考えて応募を決めていました。

今回転職を決めた企業も、最初からすごく意向が高かったわけではありませんでしたが、リサーチや面接を通じて思いが強くなっていきました。幅広くチャレンジを続けて良かったと思います。

海野さんは「応募しない」場合でも必ず理由を添えてくださったので、次のご紹介の参考にもなって、とても助かりました。今回、内定した企業への転職を決めた決め手は何でしたか?

転職を決めてからの2年間、すぐに辞めようと思っていた企業にも2年間在籍して経験を積むことができ、活動当初よりもステップアップできる企業にチャレンジしたいと思うようになりました。それが叶う企業だったのが一番の決め手です。東さんや営業の方が条件交渉などもしてくださり、感謝しています。
また、今回多くの企業に応募して、百貨店での販売経験を聞かれることが多くありました。東さんからも、今後のキャリアを考えると百貨店で経験しておくと良い、とアドバイスをもらっていたので、今回初めて百貨店勤務できるのも決め手のひとつでした。

特に名古屋エリアは百貨店経験があると選択肢がぐっと増えるので、これからのご経験によって、海野さんのこの先のキャリアの可能性が広がることを願っています。

初めてラグジュアリー企業にチャレンジすることになりますが、どちらかというとカルチャー色の強いブランドなので、今までの経験も活かしたいと考えています。百貨店で働けることも楽しみですし、今後また転職するかどうかはと分かりませんが、将来のステージアップにつながる経験をしっかり積んでいきたいです。


海野さん、ありがとうございました!
転職を決意したタイミングでコロナ禍になってしまい、求人が続々終了…大変な転職活動だったと思います。
コロナ禍によって求人が減ってしまったこと、企業の採用ハードルが上がってしまったことなどをご理解いただいた上で、決して活動の足を止めず、真摯な気持ちでチャレンジし続けた海野さん。そのタフさが、今回のご縁を生んだのではないかと思います。
百貨店での経験を積み、さらにステップアップを目指す海野さんをこれからも応援しています。ご入社されたらお店に伺いますね!

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