Fashion★シゴトNEWS

2019.10.10

アパレル・ファッション業界の「転職活動期間」を調査、67%は3カ月以内に転職先が決定

クリーデンスでは、アパレル・ファッション業界の「転職活動期間」について調査を行いました。
本調査は、過去1年間の転職成功者のデータを集計したものです。


全体の36%が、1~2カ月で転職活動を終了。職種別では、「店長・販売」の転職が最もスムーズ

1~2カ月で転職活動を終了する人が最も多く、全体の36%を占める結果となりました。さらに、67%が3カ月以内に、84%が半年以内に転職活動を終了していることがわかりました。
職種別でもこの傾向に大きな差はなかったものの、最も活動期間が短かった職種は、面接回数が比較的少ない「店長・販売」でした。

一方で、活動が長引く傾向にあった職種は、「デザイナー」「パタンナー」「MD・バイヤー」「営業・店舗開発」でした。「デザイナー」「パタンナー」など技術系の職種は、選考過程において課題が多く出されるため、転職までに時間を要する傾向にあります。現職の仕事を続けながら活動を行っている転職希望者においては、課題の多さから面接日程の見直しなどが必要となる場合もあり、予定よりもさらに活動期間が長引くケースも見られました。

また、「MD・バイヤー」「営業・店舗開発」は売上責任を持つポジションであるため、多くの場合、役員クラスとの面接が設定されます。そのため、スケジュール調整が難航し活動期間が長引いてしまう、というケースが散見されました。


若年層ほど活動期間が短く、20代の76%は3カ月以内に転職先が決定

年代別では、若年層ほど活動期間が短いことが分かりました。3カ月以内に転職活動を完了している割合は、20代で76%であるのに対して、30代で62%、40代では56%と徐々に減少する結果となりました。

若年層は、ポテンシャル採用のケースが多く、スキルなどの判断に時間を要さないため、選考期間は短い傾向にあります。
一方で、経験を積んだベテラン層は、即戦力としての活躍が期待されることから、企業は慎重に選考を進める傾向にあるため、結果的に選考が長引くことがあります。


解説:売り手市場を背景に、選考期間は短縮化の傾向。企業・個人ともに「早く決める」ための意識を。

今回の調査では、各職種において転職活動期間に大きな差はないものの、活動が長引く理由はその職種ならではの特徴があることが判明しました。さらに、転職活動期間は、職種以上に年代で顕著な違いが見られました。
しかし、労働力不足が急速に進む昨今、「より良い人材を他社に先んじて採用する」という企業の意識の高まりにより、転職活動の期間は全体的に短縮傾向にあります。具体的には、面接の回数を減らすほか、技術系の職種では課題の軽減などを実践している企業が増えています。

本調査は「クリーデンス」でのカウンセリングを転職活動の起点として算出していますが、そこへ至るまでの情報収集などから転職活動はスタートしていると言えます。10月から新たな期を迎える企業が多い中、年末までの採用を見据え、採用を強化する企業が増えることが予想されます。情報収集の期間を踏まえ、10月からお早めに動き出すことが大切でしょう。

(クリーデンス 事業責任者 河崎 達哉)


調査概要

■調査期間:2018年9月〜2019年8月
■対象・調査方法:転職成功者のデータから集計

解説者プロフィール

クリーデンス 事業責任者 河崎 達哉(かわさき たつや)

1984年、兵庫県生まれ。
2008年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。
キャリアアドバイザーとして、IT・ウェブ領域や金融、医療を担当。
また、さまざまな業界のハイクラス層の転職も支援。
これまでに支援した転職希望者は、1,500名を超える。
キャリアアドバイザー部門のゼネラルマネジャーを経て、
2019年4月からは「クリーデンス」の事業責任者として、
アパレル・ファッション領域の人材サービスをけん引している。

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