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2018.11.15

2018年10月の業界全体の動きとアパレル・ファッション業界、転職前後の年収変化(CREDENCE JOURNAL vol.67)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2018年10月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界、転職前後の年収変化についてお届けいたします。


2018年10月の動き

例年、新規求人数(クリーデンスへお寄せいただいた求人の件数)、求職者数(弊社転職支援サービスへの登録者数)ともに、夏場の落ち込みを経て、秋には緩やかに回復するような動きを見せます。
今年もこの傾向があらわれており、前月比で新規求人は114.4%、求職者は112%とともに増加しました。

新規求人はデザイナー、MD、店長・販売が増加しており、特に店長・販売については非常に数が多かった昨年に迫る勢いとなっています。
また求職者数は、プレス・販促を除く全ての職種で前月を上回っており、中でもデザイナーと営業が大きく伸びました。
ただし11月以降は、10月をピークとして年内いっぱいまで減少を続けます。
年が明けると一気に求職者の動きが活発になり、ライバル多数となってしまいますので、転職活動をご検討の方は、年内に動き始めておくことをおすすめいたします。


アパレル・ファッション業界、転職前後の年収変化

転職サイトdodaの転職理由ランキング2018によると、転職理由に「給与への不満」を挙げる方は3番目に多く、全体のおよそ10%いらっしゃるそうです。
みんなが退職を考えたきっかけは?転職理由ランキング2018<総合>:doda
そこで今回は、最も注目される雇用条件の一つ、“年収”の転職前後での変化を調査しました。

転職回数の少ない若年層を中心に、転職者の64%が横ばい~アップ

2017年11月~2018年10月にクリーデンスを利用して転職された方のうち、年収が現職・前職から横ばい~アップした方はおよそ64%。
中でも10%の方は1.2倍以上の大幅アップに成功しています。
とくに20代までの若年層、かつ転職回数が今回を含めて2回までの方のアップ率が高くなっていました。
各社での、これまでの職場で身につけたスキルや経験を正当に評価する動き、そして採用後には自社で長く活躍してほしい、という思いがうかがえる結果となっています。

年収はどこでアップするか

今回の調査では、年収変化率の平均は104%。転職で年収は「少し増える」という結果となりました。
採用時の年収は“前職を考慮”して決定するのが基本かと思いますので、妥当な数字ではありますが、多くもらえるに越したことはない、というのが求職者の本音でしょう。
ただし、求人票の年収欄だけで判断してしまうのは尚早です。年収は横ばいであっても、入社後のキャリアや昇給の仕組みによって、中長期的に見れば年収アップにつながるという試算や、インセンティブをはじめとする各種諸手当の情報なども重要です。求人票だけでは分からないという場合は、ぜひクリーデンスまでご相談ください。

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