Fashion★シゴトNEWS
2019.03.22
17シーズン目を迎える「UT」世界中のカルチャーを詰め込み、日本から世界へ
2003年にスタートしたユニクロのTシャツブランド「UT」は、自分の個性を自由に表現し伝える自己表現のツールとして、アート、音楽、映画、漫画、アニメなど旬なポップカルチャーを幅広くコンテンツに取り揃え、毎年たくさんのグラフィックTシャツを展開してきた。
2014年からは、ハイエンドなストリートファッションの先駆者として知られ、ポップカルチャーにも造詣が深いNIGOが、UTブランド初のクリエイティブディレクターに就任。2019年シーズンも引き続きNIGOが務めることも発表された。
UTが強くこだわっているのは、Tシャツの原点に立ち返ること。使用する生地はもちろんのこと、Tシャツのボディデザインまでもが、コンテンツごと、グラフィックごとに丁寧に選定されていく。
なぜそこまでこだわるのか。それは、「Tシャツは毎日着るものだから」だという。「色んなTシャツがありますが、まずは基本の型を知って欲しい」とも。
ベーシックだからこそ難しい、だからこそやりがいがある。UTがTシャツにかける熱量は、「ファッションとは何か」という、この業界でものづくりを経験した人であれば誰もが一度は考えたことがあるであろう“原点”を思い起こさせる。
UTは言わずもがな、グローバルブランドである。
したがって、日本のみならず世界中のカスタマーに手に取ってもらえるクオリティとコンテンツが求められる。
「ディズニー」「セサミストリート」「スヌーピー」といったキャラクターから、「フェンダー」「フォルクスワーゲン」などの名品ブランドをそろえる“THE BRANDS”、「アンディ・ウォーホル」「キース・へリング」などを取り揃えるアートプロジェクト“SPRZ NY”など、幅広くも厳選された今シーズンのコンテンツは、まだ一部しか販売されていないにも関わらず、すでに世界規模での注目を集めている。
一方、日本発のブランドであることにも強くこだわり、2019年1月より販売スタートした「北斎ブルー」シリーズは、パリをはじめとするヨーロッパの各店舗で大ヒット。訪日外国人観光客からも人気を博している。
UTが目指すのは、Tシャツを通じて世界中さまざまな文化の入り口となり、大きなムーブメントを起こすこと。将来的には単独で数千億円規模のビジネスに拡大すべく、本物のポップカルチャー、本物のアート、本物の素材、本物のボディを追及している。
現在UTではスタッフ募集中。
ファッションが好きだから、ベーシックを突き詰めたい――
カルチャーの表現の場として、Tシャツの可能性を最大限に引き出したい――
そのような熱い思いを持つ方は、間違いなくチャレンジし甲斐のある環境だろう。
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