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2018.10.15

<最終回>転職活動がうまくいくコツ!(3分で解決!ありがちトラブル相談室 vol.46)

こんにちは。
お酒大好きクリーデンスキャリアアドバイザーの丸山です。

早いもので、今年も残すところ2ヶ月ちょっととなりました。
1年を振り返るにはまだまだ早いのですが、
今年は私にとってうれしいニュースがたくさんありました。
以前にもこのコーナーで書きましたが、
スポーツ界では松坂大輔投手の復活、
サッカー日本代表のワールドカップベスト16、
そして西武ライオンズの10年振りのリーグ優勝。
音楽関係では、これまた10年振りのエルレガーデンの復活と、
ドキドキ、ワクワクすることが盛り沢山でした。
年齢を重ねるごとにドキドキ、ワクワクすることが減ってきますが、
いつまでもドキドキ、ワクワクできたらいいですよね。

さてさて、おじさんの独り言はこれくらいにして、本題に入りましょう。

今回はお悩み相談がなかったので、
特別サービスとして転職活動がうまくいくコツをお話したいと思います。

転職はズバリ、「ご縁」です。
えっ、いきなりプロのアドバイザーが「ご縁」とはいささか乱暴すぎませんか!!
との声が聞こえてきそうですが、皆さんも薄々それには気づいているのではないですか。
皆さんが今就いている仕事、勤めている会社は、必然ではなくいろいろな偶然が重なった結果、
いろいろな「ご縁」があって、今に至っているのではないでしょうか。
転職がうまくいく要素はずばり「ご縁」です。
と言うことで、今回の「ありがちトラブル相談室」はこれにておしまいです。
というのは冗談で、もうすこしお話したいと思います。

確かに、「ご縁」は転職にとって非常に重要です。
ただし人生における重要な転機となる転職を「ご縁」だけで片づけるには、あまりにもリスクが高すぎます。
それでは良い「ご縁」を引き寄せる確率を高くするにはどうしたら良いのでしょうか。
それはズバリ「情報」です。
良いご縁は待っていてもなかなかやって来ません。
良いご縁とは情報を取りに行って自分で作るものです。
いかに情報を多く得ることができるかが、転職活動の大きなカギとなります。

どんなに素晴らしいスキル・経験を持っている人材であっても、
求人案件を見つけることが出来なければ転職はできません。
(よほど素晴らしい方であれば、ハンティングなんていうこともあるかもしれませんが、
せいぜい20人から30人に1人といったところでしょう)。
ところが、スキル・経験はそれほどではなくても、そのような人材を求めている会社はあるでしょう。
その会社の求人案件を見つけることが出来れば、転職することはできます。
私はズバリ「ご縁」=「情報」だと思っています。
良い情報をたくさん得るために、情報のアンテナを張り巡りましょう。

情報を得るためには色々な方法・手段があります。
日々、ネットで自分の興味のある会社・転職情報をリサーチする、
知り合いに転職の相談をする等々。
そしてわたしの一番のお勧めは、信頼できる転職エージェントに登録することです。

転職エージェントの主たる仕事は求人案件を紹介して人材を企業に斡旋することです。
従い自分一人では見つけることが出来ない求人案件を紹介してもらう機会が増えます。
目にする求人案件が多ければ多いほど、良いご縁のある企業と巡り合う確率が高くなります。

また、得られる情報は求人案件だけではありません。
例えば、応募したい企業の過去の面接内容、求められている人物像など、
選考に有益な情報も得ることが出来ます。
そして何よりもありがたいのが、会社の社風や環境等、
求人票では分からない情報までも転職エージェントは把握していることがあります。
期待を膨らませて転職した会社の社風が合わず、早期に退職してしまうようなことを、よく耳にします。
「会社は入社してみないと分からない」と言った話です。
確かに、入ってみないと分からないことはたくさんあります。
しかし入社前に少しでもその会社の情報を得ることが出来ていれば、
入社の心構えも変わったかもしれません。
もしくは根本その会社に入社しなかったかもしれません。

転職エージェントには入ってくる情報は良い情報ばかりではありません。
そうではない情報もたくさん入ってきます。
手前味噌ではありますが、弊社クリーデンスでは良い情報だけではなく、
その会社の厳しい情報も転職希望者にお伝えするようにしています。
なぜなら、転職希望者が入社した会社で活躍することが、私たちの一番の願いだからです。
クリーデンスは、「信頼・信用」という意味です。
スミマセン、ちょっと弊社の宣伝になってしまいましたね。

それからもうひとつ、転職活動がうまくいくコツをお伝えします。
それはスピードです。
現在のアパレル業界の転職市場、特にMD、デザイナー、パタンナー、生産管理といった
“企画開発系”職種の中途採用の募集人数は、一つの求人案件に一人という場合がほとんどです。
つまり誰かで採用が決まった時点で募集を終了してしまいます。
どんなに優秀な人材であっても、応募が遅く、他の誰かに決まってしまえば、採用には至りません。
ある意味、椅子取りゲームと一緒です。
従い、早く応募した人の方が転職できる確率が高くなります。
また会社も、早く応募してきた人材程、自社に対する熱意があると判断して高い評価をする傾向があります。

内定をもらったら、必ず入社しなければいけないと思っている人もいるかもしれませんが、
そんなことはありません。
内定を辞退することは出来ます。
多少なりとも興味がある求人案件があったのであれば、まずは応募をしてみることです。
選考過程の中で情報を得ながら自分に合っているか、いないかを判断してください。
応募を迷っている間に募集が終了して、後悔するよりも、
応募する事によって何かしらの結果を出した方が、ご自身も納得できると思います。

ということで、転職活動がうまくいくコツは「情報」と「スピード」です。
今お話ししたこの内容もまさに情報です。
この情報が貴方の転職活動に少しでも有益になれば、幸いです。

今回の「ありがちトラブル相談室」はこれにておしまいです。
それでは次回もよろしくお願いします。
と言いたいところではありますが、
「ありがちトラブル相談室」は今回を持ちまして、終了とさせていただきます。
2016年11月に第一回をスタートしてまる2年、計46回続けさせていただきました。
相談よりも、私の趣味嗜好、ほぼ日本酒の話がメインであったにもかかわらず、
2年もお付き合いいただいたことに感謝、感謝です。
本当にありがとうございます。

次にお会いするときは、どのような形になるかはわかりませんが、
ドキドキ、ワクワクするような話が出来たら最高です。
それでは、またお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。
日本酒、万歳~(最後まで日本酒)。

筆者紹介

キャリアアドバイザー

丸山

米国CCE公認 GCDFキャリアカウンセラー。
1963生まれ。大学、ファッション系専門学校卒業後、1988年に株式会社ニコルへ入社。レディース、メンズのMDを経験した後、企画室マネージャーとして新規ブランドの開発やライセンスの管理に携わりました。その後2004年にクリーデンスへ入社し、以来、キャリアアドバイザーとして企画系専門職を中心にこれまで500名以上の転職をサポートしています。
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