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2018.06.18

すぐに辞めてしまった前職、履歴書や職務経歴書に書かなくても良い?!(3分で解決!ありがちトラブル相談室 vol.38)

こんにちは。
お酒大好きクリーデンスキャリアアドバイザーの丸山です。

先日購入した日本酒の裏ラベルにこんなことが書いてありました。

「頭で考えて飲まずに、感じていただきたくてスペックは非公開にしています。
日本酒はこう飲まなくてはという概念を捨て、ご自由にお楽しみください。」

やられました。
最近の私、まさにこう飲まなくてはいけないという概念に縛られていたかもしれません。
全く情報がない中で感じたままに飲むことも、いいんじゃないかって、
ラベルに教えていただきました。
私の世代の男子であれば、誰もが憧れたブルースリーの映画
「燃えよドラゴン」の中にこんなセリフがあります。
“考えるな、感じろ/Don't Think. Feel!”
情報が溢れる現代社会に必要なのは、まさにこれかもしれませんね。

という事で本題に入りましょう。
今回のご相談は、職務経歴のお話です。

現在、転職活動をしているOEMメーカー勤務の営業男子です。
今の会社に転職する前に1ヶ月ほど社員として働いた会社があります。
社風が合わずに試用期間中に辞めてしまいました。
短い期間だし、仕事と言えるような仕事もほとんどしていないので、
履歴書・職務経歴書に記載しないでも、大丈夫でしょうか?

結論から申し上げると、大丈夫ではありませんね。
なぜか、理由は一つです。事実ではないからです。
履歴書や職務経歴書に記載すべき事柄は、法律で決められているわけではありません。
個人の自由です。
とはいっても、ありのままを記載することが社会のルールです。
ご質問のようにたとえ就業期間が短くても、その会社に社員として在籍したことは事実です。

転職エージェントによっては、就業期間が短い事や転職回数が多くなることで、
採用選考が不利になるので記載をしないようにアドバイスするところもあるようですが、
それには従わないでください。

それでは、事実を記載しないで、内定・入社後にそれが発覚した場合はどうなるのでしょうか。

その度合いにもよるので一概には言えませんが、
内定の取り消しや解雇となる可能性が高いでしょう。
苦労して勝ち取った内定もたった一つの事柄で、全てがゼロになってしまいます。
それだけでは済まない場合もあります。
アパレル、ファッション業界は非常に狭い業界です。
その噂が広がってしまった場合、その後の転職活動に大きな影響が出るでしょう。
たとえ内定、入社後に事実が発覚しなかったとしても、
常に「ばれないだろうか」とびくびくしながら仕事をしなければなりません。
そんな気持ちで仕事に集中できるとは思えません。
短い就業であっても事実を記載するようにしてください。

それでは、社員ではなくアルバイトの場合はどうでしょうか。

私はアルバイトについては敢えて記載する必要はないと思います。
社員雇用であるか、ないかが記載の有無の一つの基準だと思っています
(業務委託契約は社員ではありませんが、記載すべきです)。
ただし、長期間にわたる就業や、応募求人の職種と同様な業務内容である場合は、
記載した方が良いでしょう。
アルバイトだとしても、記載した方が、選考が有利にはたらくかと思います。

文中に何度も書きましたが、
履歴書・職務経歴書に記載すべき事柄の法律があるわけではありません。
全て、あなたに任されています。
ただし、どんな求人案件の応募資格には明記されていませんが、
「履歴書・職務経歴書の記載事項が事実である人材」という項目が隠れていると思ってください。

それでは、今回の「ありがちトラブル相談室」はこれにておしまいです。

冒頭のラベルのお酒ですが、にごり酒と言ってどぶろくみたいな真っ白いお酒です。
普通、冷で呑むのが一般的なのですが、思い切って燗にして呑んでみました。
かなりのチャレンジだったのですが、予想を裏切るめちゃくちゃ美味しい味わいでした。
「大人の甘酒」とでも言うべきでしょうか。
歳を重ねるごとに、何事においてもリスクを避ける傾向になりますが、
こんな小さなチャレンジでも、慣れきった生活のアクセントになりました。
あなたも小さいチャレンジしてみませんか。
それでは次回の「ありがちトラブル相談室」もよろしくお願いします。

筆者紹介

キャリアアドバイザー

丸山 武(まるやま たけし)

米国CCE公認 GCDFキャリアカウンセラー。
1963生まれ。大学、ファッション系専門学校卒業後、1988年に株式会社ニコルへ入社。レディース、メンズのMDを経験した後、企画室マネージャーとして新規ブランドの開発やライセンスの管理に携わりました。その後2004年にクリーデンスへ入社し、以来、キャリアアドバイザーとして企画系専門職を中心にこれまで500名以上の転職をサポートしています。
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