Fashion★シゴトNEWS

2018.05.21

内定が出た会社への入社承諾後に辞退することはできる?!(3分で解決!ありがちトラブル相談室 vol.36)

こんにちは。
お酒大好きクリーデンスキャリアアドバイザーの丸山です。

なんだか今年は復活の年のようです。
前回このコーナーで、中日ドラゴンズの松坂投手が
12年ぶりに勝ち投手となったの話をしましたが、またまた復活です。
大、大、大好きなロックバンド「ELLEGARDEN」がツアーを再開します。
人気絶頂期に活動を休止して今年で10年、半ばあきらめていたのですが、いきなりの復活劇です。
帰宅途中の電車の中で知ったのですが、驚きとあまりの嬉しさに、
おじさんは人目を気にせず、涙が出てまいりました。
当然のこと、その日は千葉県産(メンバー出身地)の日本酒で祝杯です。
「ELLEGARDEN」復活、かんぱ~い。

すみません。私的の話はこのくらいにして、そろそろ相談に入らねば。
今回のご相談は、入社前辞退のお話です。

転職活動中の百貨店アパレルでMDをしている女子です。
先日ある企業より内定をいただき、入社承諾をしました。
しかし、いろいろと考えるうちに現職の企業に残った方が
自身のキャリアアップに繋がると思うようになり、入社を辞退しようと思っています。
これって法的に問題ありますか。

あなたと内定をいただいた会社との状況(雇用形態、入社日までの期間、承諾状況等)
によって一概に答えを出すことはできませんが、基本的には入社前の辞退は可能です。
これは個人の職業選択の自由の観点からきています。
企業によっては入社承諾書に署名をさせて提出させている場合もありますが、
これも法的に強制力はありません。

しかしながら法的に問題がないからと言って、安易に考えてはいけません。
企業側からすれば、採用のために費用、時間が掛っています。
また、貴方を受け入れるために備品(名刺、PC、デスク等)を既に購入しているかもしれません。
当然のこと、採用活動も再度始めなければなりません。
辞退は企業に大きな迷惑を掛けることになります。
企業によっては、損害賠償請求をすることもあります。
現実的には、企業が裁判で勝ちうることは非常に難しいかと思いますが、
個人にとっても大きなストレスになることは間違いありません。

また、アパレル業界は狭く、横の繋がりも多数ある業界です。
あなたの悪いうわさが広がる可能性もあり、今後の転職活動に影響が出る場合もあります。
企業側だけではなく、入社前辞退は個人側にも大きなリスクを伴うことを認識してください。
それでもなお、辞退をしなければならないときには、できる限り早く企業に連絡をしてください。
時間が経てば経つほど企業に掛ける迷惑は大きくなります。
大事なのは辞退の前の承諾段階です。
安易に結論を出すのではなく、熟考の上結論を出すことです。
そして出した結論には責任を持ちましょう。
法的に問題がなくても、それが社会人としての常識であると私は思います。

それでは、今回の「ありがちトラブル相談室」はこれにておしまいです。
「ELLEGARDEN」復活の話をしていたら、
会社の女子に「エルレが好きなんて、丸山さん若いですね。」と言われました。
確かに彼女が「ELLEGARDEN」を聞いていたのは高校生のとき、
私は既に余裕で40歳を超えていました。
まぁイイか。深く考えるのは止めましょう。
ROCKに年齢は関係ないのです。
好きなものは好き、かっこいいものはかっこいいのです。
それでは次回の「ありがちトラブル相談室」もよろしくお願いします。
今回は日本酒の話はほぼナシでした。

筆者紹介

キャリアアドバイザー

丸山 武(まるやま たけし)

米国CCE公認 GCDFキャリアカウンセラー。
1963生まれ。大学、ファッション系専門学校卒業後、1988年に株式会社ニコルへ入社。レディース、メンズのMDを経験した後、企画室マネージャーとして新規ブランドの開発やライセンスの管理に携わりました。その後2004年にクリーデンスへ入社し、以来、キャリアアドバイザーとして企画系専門職を中心にこれまで500名以上の転職をサポートしています。
詳細プロフィールはこちら

Fashion★シゴトNEWS 最新記事

Fashion★シゴトNEWS一覧