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2018.05.17

「J.M. WESTON」が運営するジェイエムウエストン財団で靴職人のインターンシップを募集

2017年度の参加者の様子。現地の職人と触れ合いながら技術を研さんしていくことができる。 2017年度の参加者の様子。現地の職人と触れ合いながら技術を研さんしていくことができる。
2017年度の参加者の様子。現地の職人と触れ合いながら技術を研さんしていくことができる。

フランスの老舗シューメーカー「J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)」が運営するジェイエムウエストン財団が、靴制作に携わる職人の技術訓練を目的としたインターンシップ募集をスタート。日本から2名、フランスから2名の計4名が2か月にわたり、靴職人としての技術を高めるためのプログラムに参加する。

ジェイエムウエストン財団は、2011年、ブランドの120周年を記念して手工芸の進行と優れたノウハウの継承を目的として設立された財団である。
2017年に初めて行われた日仏間のインターンシップ制度では、コンパニオン・ドュ・ドゥヴォワール(※)とのパートナーシップのもと、日本人・フランス人職人計4名が異なる環境での靴作りを経験。2018年も同様にインターンシップを行うことが発表された。

日本からの参加者はフランスのジェイエムウエストン工場にて、フランスからの参加者は日本国内製靴関係の工房にて、シューズを作る工程を一通り学ぶ。また、手仕事が欠かせない革小物の製造工程も体験することができる。
フランスにおける滞在先はリモージュの工場近くにあるコンパニオン・デュ・ドゥヴォワールの寮となり、別の分野で修行をする若い職人などとの共同生活を行うため、刺激的な日々を送ることができるだろう。

インターン終了時にはその集大成となる作品を「ジェイエムウエストン・ファンデーションアワード」で発表される。
これらの取り組みについて詳しくは、「J.M. WESTON」Webサイトを参照。

※コンパニオン・デュ・ドゥヴォワール・エ・デュ・ツール・ド・フランス(略称:AOCDTF)
1901 年の法律に基づくフランス国家の承認のもと、職人技術の研鑽と創作活動を通じた成長の支援という共通の理想を掲げる専門職人によって結成された組合。現時点で建築業、工業および金属細工、繊維・皮革、料理、建築設計、仕上げの6 分野に分かれており、職人組合制度に基づいたユニークな研修のコンセプトは、ユネスコによって無形文化財に指定されている。

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