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2018.04.02

男性でも育児休暇は取得できる?!(3分で解決!ありがちトラブル相談室 vol.33)

こんにちは。
お酒大好きクリーデンスキャリアアドバイザーの丸山です。

日本酒の魅力の一つに季節感があります。
春は華やかでフルーティー、
夏はきりっと辛口でドライ、
秋は濃厚で芳醇、
冬はしぼりたてのフレッシュで若々しい味わい。
同じ銘柄でも季節によって全く違った味が楽しめます。

またビンのラベルも季節に合わせてデザインが変化します。
春は桜をイメージしたピンク、
夏は氷をイメージした青、
秋は紅葉をイメージした赤や茶色、
冬は雪をイメージした白と、
視覚でも楽しませてくれます。
私、日本酒は飲むだけではなくラベルのコレクションもしています。
何年も前に飲んだ日本酒でも、ラベルを見ると、一発でその味を思い出します。
普段は昨日食べた夕飯も忘れてしまうのに。
おっと、この文章、かみさんに見られたまずいな。

さてさて、お酒の話はこのくらいにして、相談にまいりましょう。
今回のご相談は、男性の育児休業についてです。

専門店系ミセスアパレルメーカーに勤める営業です。
今年の秋に家内が出産予定です。
初めての子供なので楽しみな反面、不安もいっぱいです。
できれば育児休業を取得して、少しでも奥さんの負担を軽くしたいと思っています。
男性でも育児休業は取れるのでしょうか?

育児休業は性別を問わず、取得することができます。
また、育児休業は法律で定められた労働者の権利になりますので、
会社に規定がなくても取得することができます。
ただし以下の場合は育児休業が取得できないので、気を付けてください。

  • ・雇用された期間が1年未満
  • ・育児休業の申出の日から1年以内に雇用関係が終了
    (1歳から1歳6か月まで及び1歳6か月から2歳までの育児休業をする場合には6か月以内)
  • ・1週間の所定労働日数が2日以下

なお、契約社員であっても以下の条件を満たしていれば、育児休業を取得することができます。

  • ・同一の事業主に雇用された期間が1年以上
  • ・子どもが1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる
  • ・子どもが2歳の誕生日の前々日までに雇用契約が満了し、更新されないことが明らかではない

とはいえ、男性が育児休業を取るにはかなりの抵抗があるのではないでしょうか。
平成28年度の厚生労働省の調査によると、男性の育児休業取得率は3.16%しかありません。
男性が育児休暇を取るには、会社の理解、協力が絶対に必要となります。

そのためには、できるかぎり早い段階での準備が必須です。
まずは自身の仕事の内容、進行状況、関係者等、誰が見ても理解できる資料を作成しましょう。
それをもとに上司、同僚、部下と相談し
育児休業中の仕事の分担、仕事の進行方法等の打ち合わせをしておきましょう。
法律で認められているとはいえ、周りの協力なしでは育児休業は取ることはできないことを理解してください。
謙虚な姿勢、協力者への感謝、これが一番重要かもしれません。

また、どうしても上司、会社が育児休業の取得を認めない場合は、労働組合に相談してください。
労働組合がない場合には、都道府県の労働局に相談し
行政指導をしてもらうことも考えなければならないかもしれません。
どちらにしろ、早い段階での準備が必要です。

それでは、今回の「ありがちトラブル相談室」はこれにておしまいです。

日本酒のラベルにも流行りがあります。
最近は箔のプリントでキラキラとしていたり、銘柄が英語名だったり、
イラストが描いてあったりします。
一見すると洋酒のようでとても日本酒とは思えません。
レコードやCDの音楽を聞かずに、ジャケットのデザインだけで購入する
「ジャケ買い」というものがありますが、私もたまに日本酒の「ラベル買い」をします。
しかし、想像力が貧困な私は、ラベルのイメージと味わいが合わないことが多々あります。
でも飲んでしまえばすべてがOKなのです。
期待以上も期待外れもこれもまた、楽しいものです。

筆者紹介

キャリアアドバイザー

丸山

米国CCE公認 GCDFキャリアカウンセラー。
1963生まれ。大学、ファッション系専門学校卒業後、1988年に株式会社ニコルへ入社。レディース、メンズのMDを経験した後、企画室マネージャーとして新規ブランドの開発やライセンスの管理に携わりました。その後2004年にクリーデンスへ入社し、以来、キャリアアドバイザーとして企画系専門職を中心にこれまで500名以上の転職をサポートしています。
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