Fashion★シゴトNEWS

2017.05.22

販売職からデザイナーへキャリアチェンジできる?!(3分で解決!ありがちトラブル相談室 vol.12)

こんにちは。
クリーデンスキャリアアドバイザーの丸山です。

先日、外を歩いていたら飛んできたカラスに頭を足蹴りされました。
いきなりの事だったので驚きと痛さで、おじさん人目をはばからず泣きそうになりました。
けれど、やはり恥ずかしかったので我慢しました。
多分近くにヒナを育てている巣があったのでしょうね。
この時期のカラスは子育てで非常にナーバスになっているそうです。
みなさんも近くでカラスを見たら気を付けてくださいね。

さて今回の相談ですが職種変更ついてです。

現在、ヤングレディスブランドで販売職をしています。
もともとデザイナー志望で洋服系の専門学校を卒業したのですが、
新卒時にデザイナーとして就職することができず、今に至ります。
1日でも早くデザイナーになりたいのですが、具体的な方法が分かりません。
アドバイスをお願いいたします。

職種を替えたいという相談を受けた際に、最初に皆さんに確認していることがあります。

「何でその職種になりたいのですか?」
「その職種の具体的な仕事内容を知っていますか?」
「今の職種は嫌いですか?」

何でこんな質問をするかというと、職種変更をしたい本気度を確認するためです。
職種を替えるというのは、大きなリスクが生じます。
壁にもぶつかるでしょう。
そんな時に大事なのがその職種に対する熱度、本気度です。
それがないと、ちょっとした壁でもすぐに折れてしまいます。

さて、今回の相談者はデザイナーになるために
専門学校も通ったとのことなので、本気さが伝わってきます。

実務が未経験の職種に就く方法は、基本的には二つです。
一つは、今は働いている会社で職種を変更すること。
もう一つは、転職をして希望の職種に就くことです。

一つ目ですが、まずは過去に職種変更になったケースがあるかを
先輩や人事担当者に確認してください。
過去にそのようなケースがない場合は、
希望職種に変更できる可能性は低いと言わざるを得ません。
過去にあった場合でも、4~5年以上も前の事例では厳しいかと思います。
直近2~3年において複数の事例があれば、可能性が出てきます。

可能性がある場合、まずはキーマンとなりうる人に
自分がある職種になりたいことを認識させる必要があります。
今回の場合はデザイナー希望なので、アピールをするべき人は
本社のブランド長、MD、デザイナーといった企画に関わる人たちでしょう。
展示会、店長会や商品説明会等でコンタクトする機会はあると思うので、
積極的にアピールをしてください。

ただし、デザイナーになりたいというだけでは弱すぎます。
店頭でのお客さまの情報、特に商品に対しての要望、
競合他社の商品情報など、現場(マーケット)の生の声を伝えることが大事です。
本社の人間はそういった情報を欲しています。
そのような行動を繰り返すことで、「こいつは使える」という認識が生まれます。

二つ目の方法は転職で希望の職種に就くことです。
この方法が一番手っ取り早いのは確かですが、
問題は実務未経験で応募できる求人案件が非常に少ないということです。
これはもう、情報網を張り巡らせるしかありません。
常にネットで求人媒体広告や企業リクルートページはチェックするようにしましょう。
また、クリーデンスのような転職支援サービスに登録することも忘れないでください。
(ただし紹介会社の求人は即戦力を求める求人が圧倒的に多いことをご認識ください)

また、知人で本社就業している方がいれば、
その方にも職種変更を希望していることを伝えておくべきでしょう。
あくまで私の推測ですが、実務経験未経験から希望職種に就業できたケースで
一番多いパターンは知人からの紹介だと思います。

さて最後に、多少遠回りですがもう一つの方法をお伝えします。
それは、職種変更が可能な企業に現職種で転職することです。
今回の場合であれば販売職ですね。

職種変更を頻繁に行ったり、実績を上げた社員を職種変更したりする企業があります。
そのような企業にまずは現職種で転職をするのです。
経験職種であれば実務未経験よりもずっと転職しやすいでしょう。
転職した企業で頑張って実績を上げ、希望の職種に就くのです。
当然のことながら、こちらについても情報収集が大事です。
前者と同様に色々な情報源を利用して、職種変更可能な企業を探してみてください。

どちらにしろ、実務未経験の職種に就くことが非常に難しいのは確かです。
昨今のアパレル業界は不景気の影響で未経験の人を育てる余裕がなく、
即戦力の人材を求める傾向が強くなっているためです。

また、未経験でチャレンジできる年齢も限られてきます。
夢を追うことも大事ですが、いつまでも追い続けることが良いとは限りません。
どこかで区切りをつけるのも大事だと思います。
そんなこともキャリアアドバイザーに相談してみてください。

12回目の「ありがちトラブル相談室」はこれにておしまいです。
今回は、オチナシです。冒頭のカラスネタも本題とは全く関係ありません。
日本酒ネタを期待されていた方、すみません。次回は仕込んできます。
それではさようなら。

筆者紹介

キャリアアドバイザー

丸山

米国CCE公認 GCDFキャリアカウンセラー。
1963生まれ。大学、ファッション系専門学校卒業後、1988年に株式会社ニコルへ入社。レディース、メンズのMDを経験した後、企画室マネージャーとして新規ブランドの開発やライセンスの管理に携わりました。その後2004年にクリーデンスへ入社し、以来、キャリアアドバイザーとして企画系専門職を中心にこれまで500名以上の転職をサポートしています。
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