採用担当者がサヨナラを決めた瞬間…事前準備編（クリーデンス転職塾vol.30）

いくらアパレル業界とはいえ、その格好は…

当社では「面接ではスーツじゃなくても結構ですよ」と事前にお伝えしていますが、先日面接に来られた方は、流行りのスポーツサンダルにひざ上の短パン、Tシャツ、アウトドアリュックという、まるでこれからフェスに行くかのような格好。
その方の嗜好性やテイストは十分理解できましたが、ビジネスマナーとしては難しい判断になりますね。（アパレルメーカー・デザイナー求人）

クリーデンスからのアドバイス

よほど「どんなものでも良いので普段の格好で来てください」などという事前連絡がない限り、一般的には、テーマやコンセプトを正しく理解した上で、社会人として失礼のないコーディネートでのぞむのが基本です。
髪型や靴、メイクまで、細かいところにも気を配りましょう。

店舗も知らずに「憧れです！」なんて…

販売職を希望されているにも関わらず、面接前に店舗を見ていない方が意外と多いのです。
実際に自分が立つかもしれない、いわば「職場」の見学をせずして、「憧れのブランドで働きたいです！」とアピールされても「本当かな？」と感じてしまいます。（外資ラグジュアリー・販売スタッフ求人）

クリーデンスからのアドバイス

店舗がある場合は必ず足を運び、商品を手に取り、接客を受けてみましょう。販売職の方はもちろんのこと、営業、デザイナーなど異職種の方もできる限りおすすめします。その上で、印象や意見をまとめておくと面接でもスムーズですよ。

受け答えに影響するほどの緊張は…

転職が初めてという方の面接を行ったのですが、すごく緊張されており、経歴説明もただ書類を読んだだけ、質問への回答も要領を得ませんでした。
普段はもっとちゃんとした方だろうなとも思いましたが、コミュニケーション力が求められる仕事であることを考えると、残念ながら緊張も含めて実力不足という判断にさせていただきました。（SPAブランド・生産管理求人）

クリーデンスからのアドバイス

面接時の緊張を和らげる一番の対策は“入念な準備”です。
書類や調べた情報を丸暗記するのではなく、企業やブランド・求人を理解し、これまでの経験が企業でどう発揮できるのかを、自分の言葉で伝えることが大切です。聞かれることを想定し、どう答えるかを事前に何度もシミュレーションしておきましょう。