Fashion★シゴトNEWS

2016.08.25

2016年7月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界の夏期休暇事情(CREDENCE JOURNAL vol.40)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2016年7月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界の夏期休暇の有無や日数についてまとめました。


2016年7月の動き

例年、個人の転職意欲・法人の採用意欲ともに落ち込む7月。
今年もその傾向があらわれており、新規求人(クリーデンスへお寄せいただいた求人)は前月比102.9%とほぼ横ばいでしたが、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)は84.8%まで減少しました。
これ以降もひき続き例年通りの動きとなった場合、求職者、求人ともに9月ごろまで緩やかに下降を続けるでしょう。

新規求人を職種別に見ると、生産管理(前月比128%)とパタンナー(前月比68.4%)の動きが大きめでしたが、そのほかの職種については微増あるいは微減にとどまり、大きな動きはありません。
一方の求職者では、上述した2職種に全く逆の傾向が出ており、生産管理は前月比54.7%と大きく減少、パタンナーは前月比130%と増加しました。

全体的に動きが鈍る時期には、このようにタイミングの合わないことも少なくありませんが、クリーデンスなどの人材紹介会社であれば、お預かりしている求人から、求職者の方々のニーズに応じた適切な求人をご紹介することが可能です。ぜひご相談ください。


アパレル・ファッション業界の夏期休暇事情

8月もすでに4週目に突入し、一般的な夏休み期間も終わりました。通勤電車も普段通りのラッシュに戻りつつあります。
というわけで、少々時期を外してしまいましたが、今回はアパレル・ファッション業界の夏期休暇について調査いたしました。

夏期休暇、ありますか?

クリーデンスが2016年8月現在お預かりしている1,700件超の求人のうち、毎週・毎月の休日とは別に「夏期休暇」を取得できる求人は57%でした。2014年に同様の調査を行った際には55%でしたので、わずかながら増加したことになります。

職種別ではグラフの通り、「店長・販売職」が極端に低くなっています。
少ない人数で回すことの多い店舗において、全員が“夏”休みを取得することは難しいもの。それでも最近では、有給休暇やリフレッシュ休暇などを利用した連休の取得を推進する企業も増えつつあります。

夏期休暇、何日ですか?

また開示されている夏期休暇日数の平均は4.3日でした。最も多かったのは3日で全体の39%、さらに5日の29%と続きます。ここで注目すべきは7日以上の求人が15%を占めている点で、これは4日の11%を上回っています。業務効率化を推し進める中で、より長い連休を取得できるケースが増えているのでしょうか。

社員が日々の業務にやりがいを感じ、全力で取り組むのが理想形ではありますが、それは十分な休息や余暇に充てる休日があってこそ。夏季休暇が欲しくて転職する…なんて極端なケースはさすがにないかと思いますが、月次、または年間休日数などはやっぱりチェックしてしまうもの。より良い求人との出会いの参考にしていただければ幸いです。

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