Fashion★シゴトNEWS
2016.08.08
採用担当者がサヨナラを決めた瞬間…書類編(クリーデンス転職塾vol.28)
お役立ち情報をお届けする“クリーデンス転職塾”、今回から新シリーズ「採用担当者がサヨナラを決めた瞬間…」をお届けします。なぜ書類に落ちるのか?なぜ面接に合格しないのか?を、採用担当者の目線から追っていくこの企画。
第1回の今月は<応募書類編>、リアルな採用担当者の声から、クリーデンスがアドバイスします。
読んでさえもらえない書類とは…
自社サイトの採用ページからエントリーしてきたAさん。
連絡を取ったところ、超大作と言わんばかりに12ページにもわたる職務経歴書が送られてきました。
情報にまとまりがなく特に何を伝えたいのか分かりませんし、正直なところ12ページ全てに目を通す時間もありません。ご自身の経歴をコンパクトにまとめられない時点で業務スキルに疑問を感じ、当社では難しいと判断しました(アパレルメーカー・MD求人)
- クリーデンスからのアドバイス
- 採用担当者は忙しく、似たような書類に日々目を通しています。読む相手のことを考えて簡潔で読みやすい書類を心がけましょう。A4で2枚、多くでも3枚程度が目安。表や箇条書きなどで情報にメリハリをつけ、特にアピールしたいメッセージは冒頭にまとめましょう。
根拠のない自己アピール…
Bさんの社歴を見て、当社との親和性が高そうで興味が湧いたのですが、職務経歴書を読んでもそこで何をやってきたのかが見えません。
「顧客を作る力があります」「コミュニケーション能力があります」などという抽象的なアピールばかりで具体的な根拠がないため、本当にそのスキルがあるのか疑問に感じてしまい、お会いするまでには至らず…(外資ラグジュアリー・店長候補求人)
- クリーデンスからのアドバイス
- 根拠のない言葉だけでは説得力がありません。
たとえば販売の場合であれば、「このような方法で3年間で○○名の顧客を作りました」など、具体的な実績を交えてアピールしましょう。
過去の実績ばかり並べられても…
営業で応募いただいたCさん、前職でのご実績なども明確で良いのですが、それをどう当社で発揮いただけるのか、どんな成長を目指しているのかなどが見えず、言い方は悪いのですが、単なる「過去自慢」のように見えてしまいました(商社・営業求人)
- クリーデンスからのアドバイス
- 書類を簡潔にまとめ、実績もしっかりアピールできたらあと一歩。
その経験や実績をどう次に繋げていきたいのかという将来像を「志望動機」としてまとめましょう。
一方的なものではなく、求人とどうマッチするかも意識してくださいね。
いかがでしたか?
採用担当者の言葉を見てドキッとした方、いらっしゃるのではないでしょうか?
「どう書類をまとめようか悩んでいる…」「書類選考がなかなか通過しない…」
という方はぜひ参考にしてみてください。
- Webサイトに公開している求人・企業情報は
ほんの一部です。
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