Fashion★シゴトNEWS

2016.06.23

2016年5月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情(CREDENCE JOURNAL vol.38)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2016年5月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情についてお伝えします。


2016年5月の動き

ゴールデンウィーク中には落ち着くものの、その期間を除けばおおむね転職意向が高い5月。求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の動向は、今年もこのような例年通りの傾向となり、前月比101%と4月の好調を維持、また前年比では138%と大きく伸長しました。
職種別に見ると販売職が増加しており、就業人口の多い職種が数字を伸ばしていることで、全体の増加をけん引していることが分かります。

新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)もほぼ横ばいが続いており、前月比96%、前年比108%という結果になりました。これから夏に向けて、求職者・新規求人とも横ばい、ないしは緩やかに減少する見込みです。

要因の一つとしてセール時期への突入があり、特に求職者については販売職を中心に、転職活動の時間が取れず鈍化することが想定されます。

本格的な転職活動はセールが落ち着いてから、という方が多いかもしれませんが、セールが始まる前に転職活動のプランだけは立てておく、合間の時間に情報収集をしておく、といった“一歩先の行動”がおすすめです。


アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情

今年も夏のボーナスの季節がやってまいりました。 というわけで今回は6月の恒例、アパレル・ファッション業界のボーナス事情について、調査結果をお伝えいたします。

2015年に弊社にご登録いただいた方が、直近の職場で支給されていた年間のボーナスは平均2.15ヶ月分でした。ボーナスは夏と冬の2回に分けて支給されるケースが多いですから、1回のボーナスではその半分、つまり月給の1ヶ月分強が平均的な支給額と言えるでしょう。

過去のデータを見てみると、2014年は2.02ヶ月分、2013年は1.98ヶ月分でしたので、支給額は徐々に上向いているようです。

とは言え2015年に弊社へお寄せいただいた求人のうち、ボーナス「あり」と明記しているものは全体の51%にとどまりました。もちろん年俸制の企業や、インセンティブ制度が充実している企業などもありますが、ボーナス商戦を強く意識するアパレル・ファッション業界で、この数字は少し意外にも感じられます。

賞与が全てではないですが、もちろんもらえれば嬉しいもの。
来年の調査では賞与が増えた、という声がもっと聞かれるといいですね。

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