急成長中の人気ブランド「MUVEIL（ミュベール）」が持つ想いとは

デザイナー、中山路子が手掛ける「MUVEIL（ミュベール）」と「MUVEIL WORK（ミュベールワーク）」。
ファッションに敏感な20～30代の女性から高い支持を集め、南青山の直営店をはじめ、新宿伊勢丹リ・スタイルやバーニーズニューヨーク、ユナイテッドアローズなど、全国のセレクトショップ・百貨店50店舗以上で展開している人気ブランドである。

ブランド名である「MUVEIL」は､フランス語のmuguet（すずらん）と英語のvail（ヴェール）を組み合わせた造語で、｢幸せを願う｣という意味が込められている。フェミニンで遊び心のあるディティールとシンプルで美しいラインが特徴。ものづくりの工程の中に手作業を入れて商品に温かみを持たせることにこだわり、子どものころの記憶からのインスピレーションや今の時代を自分らしく表現したい、という思いを込めて、大人のリアルクローズを提案している。

一方の「MUVEIL WORK」は、日々の装いに少年っぽさを思い起こさせる､デニムやチノを主役としたライン。日常的なカルチャーとリンクして愛用していただけるよう、マンスリーのテーマごとにコレクションを展開し、リアルシーズンに合わせたコーディネートを発信している。

「MUVEIL」「MUVEIL WORK」に共通するのは、“洋服や小物を通して、毎日にささやかな幸せを届けたい”という想い。
デザイン、縫製、素材、すべてにおいて細部にまでこだわり抜くことはもちろんのこと、まるでギャラリーのように洗練された店舗空間を創り上げ、ブランドの世界観を表現している。

同ブランドを展開する株式会社FRIENDSは、2015年8月にアダストリアグループの傘下を離れ、独立企業として新しいスタートを切った。これまで以上にスピーディーにブランドの多角化を進め、世界を見据えて確固たる地位を築いていきたい、と話す同社。さらなる成長を目指す「MUVEIL」「MUVEIL WORK」に、ますます注目が集まる。