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2015.02.19

2015年1月の業界全体の動きと、<最新版>アパレル・ファッション業界平均年収発表!(CREDENCE JOURNAL vol.22)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2015年1月の業界全体の動きと、<最新版>アパレル・ファッション業界平均年収を発表いたします。


2015年1月の動き

1月の動向を前月と比較すると、新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)がほぼ横ばいである一方、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)は活発になっています。
これは新年を迎えて新たな気持で転職活動を始める方が多いことや、新年度を新しい職場で迎えるためのちょうどよいタイミングであることが要因で、おおむね例年通りの動きです。

求人については依然として販売職の求人が増加傾向にあります。
インバウンド需要に応えるための、語学力のある人材を求める声が高いところへ、春の出店に向けた増員も加わった結果でしょう。

さて2月前半ですが、引き続き登録者の動向は活発です。
より多くの人材と出会えるチャンスではありますが、複数の企業を同時に受けるケースが増え、競争が活発になる時期でもあります。
このような時期こそ、より工夫した採用活動が求められるかも知れません。


<最新版>アパレル・ファッション業界平均年収

毎年恒例、クリーデンス調べの「アパレル・ファッション業界の平均年収と転職動向」が今年も出揃いました。

平均年収が一番高かった職種は?

25歳~39歳の平均年収を職種別で比較すると、最も高いのは「店舗管理」でした。
店舗数の増加とともにこの職種へのニーズが高まっていることや、担当店舗・エリアの売り上げがインセンティブとして反映されることなどが高い年収へつながっているのだと思われます。
また、二番目に高いのは「MD・バイヤー」です。こちらはブランド責任者などを兼任していることも多く、例年通りの結果と言えます。

これからの年収推移に注目される職種は?

他の職種と比べると低いように感じる「販売職」ですが、これは他職種と異なり、同じ店舗系の「店長職」と切り分けて算出しているためです。
もちろん“販売・接客のお仕事が好き”という方は多いですが、そうは言ってもキャリアを積み、結果を出してポジションが上がるとともに、相応の昇給を期待されるのが当然でしょう。

そういった流れから、近年“販売職の待遇向上”がトレンドの一つとなりつつあります。
働き方の選択肢を増やしたり、給与や残業代など金銭面を見直したりと、多くの企業がより働きやすい・働きたい環境整備に着手しています。
「売れる販売員には役員クラスの報酬を!」と言う企業も出てきており、販売職は、今もっとも年収推移に注目されている職種です。

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