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2014.12.22

2014年11月の業界全体の動きと、今年一年の振り返り・来年の展望(CREDENCE JOURNAL vol.20)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。今回は2014年11月の業界全体の動きと、年末ならではの今年一年の振り返り、さらに来年の展望もお伝えします。


2014年11月の動き

年末年始に向けた動き出しがはじまる11月、転職動向は一旦落ち着きを見せ、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の数は前月よりも減少しています。職種別では生産管理職を除くすべての職種で減少しており、特にモノづくり系、デザイナーの登録減少が顕著でした。

一方の新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)については、引き続き店長・販売職の求人数が多くなっています。ただし伸び率としては前月よりも落ち着いており、このまま年末に入りますから、年内の活発な動きはないでしょう。

となれば気になるのは来年、1月以降の求職者の動きですが、例年であれば動き出すのは成人の日を含む三連休が明けてから。それに合わせて新規求人も増え、転職市場が俄然活発化します。
繁忙期に入ると企業の採用担当者も忙しくなりますから、そうなる前、すこし早めのタイミングで動き出すと、スムーズな転職活動ができるはず。現時点で転職を検討している方はぜひ意識してみてください。


2014年の振り返りと2015年の展望

今回は年末ならでは、今年一年のアパレル・ファッション業界での転職マーケットを振り返り、さらに来年の展望もお伝えします。

2014年はアパレル・ファッション業界の企業にとって、人手不足に悩まされる声が多く聞かれた1年だったように感じます。2013年との比較では、特に営業職と店舗系職種の求職者が減少しており、新店舗の出店にともなって多くの企業が求人を出すものの、「人が集まらない…」という声が頻繁に聞かれました。
その背景には求職者のアパレル・ファッション業界離れがあると見られており、全産業で有効求人倍率が高くなるなか、より金銭面や環境面の良い職場を求めて異業界へチャレンジする方が少なくなかったようです。

2015年は続く円安や長引く消費減退の影響で、モノづくり系の求人はあまり活況とならない見込みですが、その一方でインバウンド需要の増加などから、店舗系人材や語学が使えるスタッフの需要は引き続き高いでしょう。

アパレル・ファッション業界が「はたらく場」としてもより魅力的な業界となるよう、クリーデンスとしてもご支援、活動する所存です。
2015年もどうぞよろしくお願いいたします。

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