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2014.08.07

転職マーケットを斬る!“自己アピール編”(クリーデンス転職塾vol.09)

皆さまからお寄せいただくギモンやお悩みに、最新の転職マーケット事情もまじえてお答えします。
今回は、ネガティブに取られないか不安…というお悩みにお答えする“自己アピール”編です。

転職回数が多いのは不利でしょうか?(37歳女性・既婚)

歩んできたキャリアにストーリーを持たせてアピールを
多くの場合、極端に多くなければ気にすることはありませんが、企業や職種によっては不利に働くケースもゼロではない…というのが正直なところです。だからと言って諦めないでください。アピール次第では、ネガティブな要素を強みに変えられる可能性は十分にあります!。
コツはキャリアにストーリーを持たせること。例えば、「最終的には○○というキャリアを目指しており、そのために△△などのスキルを積んできた」と具体的に表現することで、“トラブルでは?”“飽きっぽい?”など、転職回数が多いことで抱かれがちな、マイナスのイメージを払しょくしましょう。
その際、全ての経歴を細かく説明すると冗長になりますから、ポイントを絞って話すことをおすすめします。加えて“ウチも踏み台にされるのでは?”と面接官に思われないために、「これまでの経験を活かして御社で長く活躍していきたい」と添えるのもお忘れなく。

10年近く派遣でラグジュアリーブランドの販売をしてきました。今後、正社員として転職できるでしょうか?(31歳女性・未婚)

培ってきた経験や、今後目指したいところをアピールして
結論から言えば『可能』です。
ただし、その動機が「正社員の方が安定しているから」などという場合はご注意ください。
もちろん安定した働き方は個人にとって重要ですが、採用担当者の目線で見ると、“仕事に対して前向きでないのかな”“ブランドの魅力を感じていないのかな”とネガティブに捉えられることが少なくないからです。
正社員には、派遣社員よりも責任をともなう働き方が求められます。あなたがなぜ正社員になりたいのかをしっかり整理した上で、あくまで例えですが、
「将来的に○○というキャリアを実現するため、正社員という立場で責任を持って働きたい」
「大好きなブランドでこれまで培ってきた△△のスキルを活かし、長く働いていきたい」
など、前向きなアピールができるよう準備してのぞみましょう。

パワハラが原因で転職を考えています。転職理由はどのようにまとめれば良いでしょうか。(27歳女性・未婚)

そのまま伝えるのは絶対NG!プラスの言葉に変えましょう。
求職者の方々に転職理由をよくよく伺ってみると、「人間関係がうまくいかない」「給与や待遇が不満」など、建前の裏にはホンネが見え隠れしているものです。
ですから、転職理由がネガティブなものだとしても不安に思う必要はありません。
大切なのは次に引きずらないこと。今の不満をそのまま目指す企業にぶつけるのではなく、
「お互いに意見を言い合いながらより良いものを作っていける御社のような環境で自分の力を活かしていきたい」
など、新しい環境を見据えた前向きなアピールをしていきましょう。

★次号の「転職マーケットを斬る!」は景況感が上向いてきたことで最近増えてきたお悩みをご紹介します。

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