Fashion★シゴトNEWS

2014.06.19

2014年5月の業界全体の動きと、アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情(CREDENCE JOURNAL vol.14)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。今回は2014年5月の業界全体の動き、そして支給が始まりつつあるボーナスについてまとめました。


2014年5月の動き

5月の動向を昨年と比較すると、新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)を多く頂戴している一方で、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の動きは非常に鈍いものとなっています。

新規求人数は前月に引き続き、全職種で昨年よりも増加傾向にあり、中でも営業とパタンナーで昨年比200%を超えました。採用活動中の企業からその背景を伺うと、パタンナーは増員、営業は欠員と増員の両面によるケースが多いようです。
また未経験でも応募可能な本社系の求人が急増しており、昨年9月末時点と比較すると、約260%まで増加しています。

一方で求職者数は落ち込んでしまいました。
職種別に見ると、生産管理職だけは昨年と同数程度でしたが、そのほかの職種では総じて減少しています。


アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情

ボーナスの支給時期を迎えている企業も多いと思います。そこで今月は、クリーデンスの登録者から見る“アパレル・ファッション業界のボーナス支給事情”をお届けします。

2014年1月以降にクリーデンスにご登録いただいた方(平均年齢31.6歳)のデータを調べると、年間支給額の平均は月給の1.98ヶ月分。金額にすると554,000円となりました。
また年代別に支給額を見ると、右のグラフのように分布しています。

業績連動型のボーナス制度を取り入れている企業では、営業職や販売職の方に多く支給されるケースが見られ、中には年間に月給の10ヶ月分以上支給されたという方もいらっしゃいました。
その一方でデータ全体の33%がボーナス支給なし、または制度なしとの回答でした。年俸制契約の方がいらっしゃるほか、業績不振のためボーナスが支給されなかったという声も届いています。

とはいえ消費税増税に負けない明るい話題が増えていますので、夏のボーナス支給額は、若干上向きの企業が増えるかもしれません。

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