Fashion★シゴトNEWS
2013.08.29
2013年7月の業界全体の動きと、転職希望者の多くが重視している雇用形態(CREDENCE JOURNAL vol.4)
“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。第4回の今回は2013年7月の業界全体の動きと、出店ラッシュに沸く関西エリアの求人数(弊社へお寄せいただいた求人の数)、そして職種別の正社員雇用割合について調査しました。
2013年7月の動き
セールの影響もあり沈静化
6月後半から引き続いて、求職者数(弊社転職支援サービスへの登録者数)は落ち込んでおり、同時に新規の求人数(弊社へお寄せいただいた求人の数)も減少。アパレル業界では、転職市場全体が静かな1ヶ月となりました。
その要因として考えられるのはやはりセール。その時期は企業・ブランドによってバラついていますが、一段落した店頭系職種の求職者は緩やかに戻りつつあります。8月前半は夏季休暇を取られる方が多く、8月後半より徐々に動き始める傾向が見られています。
職種別の雇用形態
求職者注目の“正社員雇用”
労働契約法の改正にともない、これまで以上に注目されている“正社員雇用”。そこで今回は、今年4~7月にお寄せいただいた求人の雇用形態を、職種別に調査しました。
全体を見ると正社員と契約社員がほぼ半々ですが、職種別に見ると傾向は大きく異なります。MD、営業で正社員が多いのに対し、生産管理やパタンナー、販売ではほぼ半々、そしてデザイナーは契約社員の割合が高くなっていました。どのような能力を活かして、またどのような立場で企業やブランドに貢献するかは、職種により異なることも多いため、それが影響しているのかもしれません。
有期労働契約の無期転換ルールは、今年4月に施行されたばかりで、まだ方針を検討中の企業がほとんどのようです。正社員雇用を希望している方も、職種別の傾向を念頭に置きながら求人を探してみることで、転職成功の可能性が高まるかもしれません。
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