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2012.06.04

東京下町から世界のファッションを支える小野莫大小(メリヤス)工業とは?

創業以来受け継がれてきた職人技術で、一枚一枚丁寧に仕上げられる生地は、国内外で高く評価されている。
創業以来受け継がれてきた職人技術で、一枚一枚丁寧に仕上げられる生地は、国内外で高く評価されている。
創業以来受け継がれてきた職人技術で、一枚一枚丁寧に仕上げられる生地は、国内外で高く評価されている。

小野莫大小(メリヤス)工業という企業をご存知だろうか。

その名の通り、繊維・カットソー生地の開発、販売を行っているテキスタイルメーカーだ。創業88年を誇る歴史の中で確かな技術力とノウハウを蓄積し、従業員は20名と少数精鋭ながら、CHANEL、Bottega Veneta、Yves Saint Laurent、GUCCIといった世界一流ブランドの生地まで手がけているというから驚きだ。

小野莫大小工業の生地はすべてオリジナル。
元々は少量・小ロットの受注を得意としており、最高品質の生地を生み出すため、こだわりの職人技術だけでなく、編み針や機械の設計まで手掛け、取引先との信頼関係を築いてきた。
現在の代表である小野元延氏が社長に就任した6年前、「高付加価値商品の開発」をベースにしたオリジナル商品戦略を掲げ、2006年にはこれまでにない画期的なオリジナル生地「コズモラマ」を開発し、特許を取得した。

パリで年2回開催される国際的な繊維・服地の見本市「プルミエール・ビジョン」へも何度も出展。世界中のファッションに影響を与えるといわれる「プルミエール・ビジョン」をきっかけに、世界中の一流メゾンから引き合いが来るようになり、その後も定期的な取引が続いているという。
さらなる商品開発にのりだすべく、自社工場に加えてイタリアの紡績会社とも協業しており、常に新しい発想を持って業界全体へと提案し続ける姿勢を崩さない。

「これまで市場に存在しなかった商品を開発すれば、同業他社との競争が生じることもありません。」

老舗企業ながらベンチャースピリッツに溢れる小野莫大小工業。
好調な海外事業に加え、国内事業も2年連続成長中と、成長を続ける同社に今後も注目だ。

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