Fashion★シゴトNEWS
2009.03.27
マニュアル通りの答えは不要!あなたの『素の表情』を見せてください。(株式会社 ジョンブル)
ポイント1:調べれば分かることは面接前に準備を!
選考では、応募者の方がブランドのテイストと合うか、ブランドをどれだけ愛しているか、そしてブランドのことを深く理解してくれているかを大切な判断基準にしています。
人それぞれ価値観が違うので、ブランドイメージに違いがあることは気にしません。でも、扱う商品や展開しているショップの数、どこにお店があるかなど、調べたら分かることを知らないと、本当にブランドのことを好きなの?理解しているの?と思ってしまいます。
ブランドのことが好きだったら、知りたいと思うはず。面接に臨む姿勢でその人の本気度が分かります。
ポイント2:服が好き!ブランドが好き!だけではちょっと…
代表の北川は実に多趣味で、音楽、車、ヨガ…と洋服以外の分野で多くの人と繋がりを持っています。さまざまな趣味や価値観を持った人が"ジョンブル"というフィルターを通して繋がっていられる…ジョンブルをそんな場所にしたいと考えているんですね。
だから、ただ服が好きだったり、ジョンブルのファンで…というだけでは、ちょっと物足りない。例えば、ジーンズだったらワーク(作業着)がルーツで、音楽やスポーツとも繋がりが深い。きっかけはジーンズでも、興味の裾野を広げれば、より多くのお客さまと接点を持てますよね。
洋服を目的に来店するのではなく、人の魅力で繋がっていられるショップになれたら素敵ですね。
ポイント3:転職本の読みすぎに要注意!
面接で過去の売上実績をアピールする人が多いのですが、ブランドやお店ごとに接客スタイルが違うので、数字だけで判断はできません。月に100万売る人より、50万売った人の方がお客さまに喜ばれる売り方をしていたら、当社では後者を評価します。"いくら売ったか"ではなく"どう売ったか"が大切なんです。
あと気をつけたいのが、転職本どおりの人。例えば「短所は熱中しすぎて周囲が見えなくなるところです」という短所とも長所ともとれる受け答え。だったら「短所は短気なところです」とストレートに言って欲しい(笑)。多くの面接をしていると、それが自分の言葉か否かは見抜けます。
面接では自分を良く見せようとしてしまうので、あえて「何をしている時が楽しい?」とか「将来の夢は?」など、好きなことや興味のあることを聞いて、取り繕っていない素の姿を引き出す質問をするようにしています。すると自然な笑顔を見せてくれたり、それまで「私は…」とかしこまっていた人が、「俺の夢は…」なんて興奮して熱く話し出してくれます。そういう表情を見たいんです。だからこれを読んでいる方にも素の自分で勝負して欲しい。その方が絶対に、面接官の印象に残るし、魅力的に映るはずですよ。
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