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2024.03.26

アパレル生産管理の平均年収と転職動向

アパレル生産管理の平均年収

25~29歳:360万円 30~34歳:425万円 35~39歳:483万円

もくじ


アパレル生産管理の転職動向

生産管理の求人数は増加しており、2023年は前年比134.9%と、今回調査した職種の中では最も大きな増加率となりました。
生産管理と品質管理の兼任を廃止し、それぞれの専任者を配置するなど、より業務に専念しやすい環境を作るための採用が活発化したことから、業務委託の求人が増えたことも2023年の特徴の一つです。

2022年には、コストカットのために直貿への切り替えを検討し、直貿の経験者を求める企業が多く見られました。
この傾向が2023年も続いているほか、国内生産経験者のニーズも高まりまっています。
コロナ禍でアパレルECが拡大した以降に異業界から参入するなどして、モノづくりのノウハウが少ない企業で、国内生産の丁寧なモノづくりの知見を求めていることがこの背景にあります。20年以上の生産管理経験を持つベテランの人材が、大幅な年収アップで転職成功した事例もありました。

転職希望者は、経験浅めのアシスタント~メンバークラスと、経験豊富なベテラン層に二極化しており、最も多いであろう中堅クラスの転職希望者は、転職市場にはあまり多くないようです。


アパレル生産管理の転職成功のヒント

生産管理の転職は今がチャンス!

上記したように、生産管理の求人が増えている一方で、転職希望者は二極化していることから、特に中堅レベルの生産管理の経験をお持ちであれば、今が転職のチャンスとも言えます。
あらためてご自身の強みを理解したうえで存分にアピールすることで、その強みがもっとも評価される企業と出会いやすくなります。職務経歴書にはより詳細に経歴を記載してください。もちろん、ご自身が上げた成果として、具体的な数値を交えることが必須です。

生産管理だけでなく、上流工程を担う職種の転職においては、商社・OEM企業からブランドへの転職を希望する声が少なくありません。
ただし両者の間では、業務内容はもちろん年収などの待遇面にも差異があります。ご自身が転職で何を変えたいか、次の環境で一番大切にしたいことは何なのかを考えながら、慎重に転職活動を進めてください。

転職支援サービスを活用し、効率よくポジティブな転職活動を

生産管理の仕事はいわゆる縁の下の力持ちで、「生産を滞りなく進めるのが当たり前で、評価が減点方式」とネガティブに捉えてしまうことも多いかと思います。そのため面接の場でも、ついリスクヘッジのような返答をしてしまう方が多いようですが、やはり面接の場では、ポジティブな雰囲気が伝わった方が面接官の評価も良いものです。
クリーデンスなどの転職支援サービスを活用することで、スケジュール調整や企業とのやり取りを一本化できるほか、企業に応じた面接対策を受けることもできます。精神的にも余裕をもって、ポジティブに転職活動を進められるよう、ぜひ積極的に活用してください。


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本件に関するお問い合わせ先

パーソルキャリア株式会社 クリーデンス事業部
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