アパレル企業特集

2021.02.04

wordtrobe、itowa(株式会社ソックスジャパン)

厳しい時代だからこそ、営業として成果を生み出す喜びを
10周年を迎えるソックスジャパンの強さとは

トレンドを取り入れつつも、ナチュラルに日常に馴染むオリジナルブランド「wordtrobe」「itowa」の卸売と、大手企業を中心とした提案型OEM・ODMを展開する株式会社ソックスジャパン。今回は代表取締役の中村さんと、営業の第一線で活躍する山本さんにインタビュー。コロナ禍の厳しい中でどのような強みを持ち、成果を生んでいるのか、お話を伺いました。

今回、この方にお話を伺いました!

代表取締役

中村 信広さん

代表取締役 中村 信広さん

文化服装学院を卒業後、ファッションの道へ。アパレル企業で企画や生産などものづくりに従事する。家業の工務店に従事していた時期もあり、二級建築士の資格を持つという異色のキャリアを持つ。現在はソックスジャパンの代表取締役社長として、会社経営はもちろんのこと、企画・生産のマネジメントも行う。

営業部

山本 俊平さん

営業部 山本 俊平さん

新卒でアパレル企業に入社、販売職として8年間、店長まで経験する。これまでの経験を活かしながらもよりビジネススケールの大きな仕事に就きたいと転職を決意、当時未経験からのチャレンジ可能な求人を見つけ、ソックスジャパンに転職。営業として大小さまざまな企業を担当し、活躍中。

南アジア産のコットン素材で生み出されるナチュラルテイストのアイテムが強み

ではまず、ソックスジャパンについてご紹介いただけますか?

中村:ソックスジャパンは婦人服の企画・製造・販売を行うアパレルメーカーです。
自社ブランド「wordtrobe(ワードトローブ)」「itowa(イトワ)」の卸売、自社企画の別注をご提案するODM、仕様変更に応じるOEMの3本柱で展開しており、当社ならではの企画力を強みに、「ワールド」「ストライプインターナショナル」「キャン」「オンワード樫山」などの大手アパレル企業からローカルチェーン、ネット通販企業まで、幅広いアパレル企業や小売店と取引をしています。

“当社ならではの強み”について、具体的にはどのような強みをお持ちでしょうか?

中村:最大の強みは南アジアとの貿易です。
南アジアはコットンの産地。繊維が長くて柔らかいコットンの特徴を活かし、ナチュラルテイストのアイテムを中心にご提案しています。南アジアとの貿易を始めた当時、スローライフという言葉が一般化してきたタイミングで、服飾雑貨、生活雑貨にリラックスできる洋服がひとつのお店に並ぶような、ライフスタイル提案型のショップが一大ブームとなりました。そのような時代のトレンドとも合っていたことで、多くの企業との取引を増やすことができました。

創業当時から南アジア貿易という強みをお持ちだったのですか?

中村:当初は中国貿易で、ヤングレディースのカテゴリーを手掛けていました。しかし少子高齢化に拍車がかかり、今後のターゲットの縮小を鑑みて、どこかでターゲットをシフトチェンジしたいという思いがありました。
南アジア貿易をスタートさせたのはそれだけが理由ではないのですが、色んなタイミングが重なって、今こうして30~40代の女性に向けた、ナチュラルテイストの洋服や雑貨を強みに事業展開しています。


世の中の変化やニーズに対応しながら、営業として成果を出す喜び

では実際、営業のみなさん具体的な仕事内容について、営業の山本さんに聞いてみたいと思います。

山本:営業は現在6名体制です。エリアごとに担当者が付き、そのエリアの既存顧客に対してOEM・ODM・卸売の提案を行っています。月に一度、展示会があるので、新しい企画を既存顧客へ提案、オーダーをいただき、納品するまでが営業の仕事です。
僕は東海・信州エリアと九州・沖縄エリアと、比較的広いエリアを担当しています。コロナ前までは1~2ヶ月に一度は足を運んで、1週間ほど顧客への営業と新規開拓を行っていましたが、コロナ禍以降は出張ができなくなったので、メールや電話など、遠隔での営業活動が中心になっています。

コロナ禍による影響や変化はどのようなことがあったでしょうか。

中村:出かける機会が減ると、洋服が欲しいという気持ちにもなりにくいので、売上影響は少なからずありました。ただ、巣ごもり需要に伴って、家や近所で楽しめるリラックスウェアのニーズが一定あったため、メンズスーツやビジネスウェアなどと比べると、影響は小さかったと思います。

また、卸売事業に関しては取引先の売上減少が影響し、2021年度は規模が縮小する見込みです。当社はメーカーとして幅広く事業展開しているため、卸売が縮小したとしても、OEM・ODM割合を増やしていくことができます。マーケットを見極めてコロナ影響を最小限に留め、成長モードにシフトしていきたいと考えています。

山本:現場感としては、特に僕のように遠方のエリアを担当していると出張ができず、厳しい状況が続いています。そのため、EC主体で販売している企業の開拓に力を入れており、エリアを超えた新規開拓を行っています。できないことに対して悲観的になるのではなく、できることを見つけて動いていくことが大事な時期だと思っています。

仕事をしていく上でモチベーションとなっていること、仕事のおもしろさって何でしょうか?

山本:僕は営業なので、自社ブランドの商品や、自身が提案して生み出した商品が売れることが一番のやりがいです。たとえばある企業との取引で、今シーズンいくつかの売れ筋が生まれ、昨年比で約10倍のオーダーをいただけたんです。商品が売れてオーダーが増えるということは、それだけ多くの方のもとに手掛けた商品が届いているということじゃないですか。それが数値という成果となって目に見えるのは、営業の醍醐味ですね。

街で自社製品を着ている人を見かけることはありますか?

山本:はい。高頻度ではないですが、見かけることはあります。僕たちの仕事は消費者の手に渡るところまでは見届けられないので、誰かが気に入って着てくれているんだな、と思うとやっぱり嬉しいですね。納品後もついお店まで足を運んで見に行ってしまうんです。「あ、いいところに置いてくれているな!」「お客さまが手に取ってくださっているな!」とかチェックしたりして(笑)。

タフさが求められる仕事、大変なことも多いと思いますが、あえてひとつ苦労ポイントを挙げるとしたらどういった点でしょうか?

山本:生活環境や気候、文化の異なる国との貿易は、日本での「当たり前」は通用しません。エリア特性として四季がないので、「シーズン商品」という概念がなく、日本の感覚とは全然違うんです。
いかに納期を遅らせずに進めるかがもちろん重要ですが、どうしても難しい場合もある。そのときに顧客への影響をいかに最小限に留めるか。モノを提案し、作って納品する過程において、さまざまな問題やトラブルが起こるのは当たり前です。そのときにどう対処するか、というのが難しさでもあり、営業の腕の見せ所でもありますね。

そんなときには、社内のみなさんで協力し合って乗り越えていらっしゃることと思います。社内の雰囲気はいかがでしょうか?

山本:小さな組織なので、基本的にはアットホームな雰囲気ですが、特に営業に関して言えば、売上や顧客への対応など、ビジネスとしての責任感が強いメンバーが多いです。僕は若手のほうなのでまだまだ学ぶことが多く、何かが起こったときに相談すれば力になってもらえるので、営業としての厳しさと頼もしさを感じています。


楽しいばかりじゃないのが仕事。
うまくいかないときこそ、成長に繋げていける力を

コロナ禍が落ち着くまでにはもうしばらく掛かると言われていますが、今後の事業展開についてはどのようにお考えでしょうか?

中村:この状況ですから、市場の変化をしっかり汲み取って対応していくことが重要です。ただ、もしコロナ禍の影響がなかったとしても、日本のマーケットがこの先縮小していくことは事実としてあります。
その中で成長していくためには、伸びていくマーケットを見つけていかなければなりません。大きな方向性としては2点、ECの強化と海外展開です。実は3年前、海外展開を見越してブランドを立ち上げたのですが、このような状況になってしまったので…まずはECの強化がメインになりますね。

ECの強化、というのは自社ブランドの直販、つまりD2Cということでしょうか?

中村:そうですね。今はまだ社内の体制構築が十分ではないのですが、今後の成長ポイントのひとつとして検討しています。また、先ほど山本も触れていましたが、既存の取引先に加え、ECメインの小売企業へも販路を拡大しています。

ありがとうございます。では最後に、「こんな人と一緒に働きたい」という求める人物像をお聞かせください。

山本:アパレル業界の名だたる大手企業とはお取引実績があり、南アジアでのものづくりを強みとしている企業として、一定の知名度があります。日本には多くの卸売・OEM・ODM企業がありますが、その中でも強みを持ってお客さまにご提案できるというのは大きな武器であり、非常に成長できる環境です。
営業として自信が持てるスキルを身に付けたい、実績を作っていきたい、というガッツのある方をお待ちしています!

中村:上を目指していく向上心のある人が良いですね。 これからも次の一手をどんどん展開していかなければなりませんから、一緒にソックスジャパンを作っていきたい!企業とともに成長していきたい!という気概のある方は大歓迎です。

誤解を恐れずに言うと、仕事というのは色んなことを前向きに開拓していく場面と、耐えて乗り越えていかないといけない場面があると思っています。前向きな仕事は楽しいけれど、そうでないこともある。そういうときに、しっかり踏ん張って乗り越えていける方は、きっと大きな成長を遂げるでしょうし、仕事の大きなやりがいにもつながると思います。 そんな苦楽を共にできる方をお待ちしています。

wordtrobe、itowa(株式会社ソックスジャパン)

wordtrobe、itowa(株式会社ソックスジャパン)

事業内容 レディースカジュアルウェアの企画・輸入・製造・販売
事業所 東京都台東区浅草橋4-10-8 TFAビル5F
設立 2011年4月12日
代表者 代表取締役 中村信広
従業員数 20名(2021年2月現在)
資本金 3200万円
 

アパレル企業特集 最新記事

アパレル企業特集一覧