emmi、W&E、SNEAKERS by emmi（株式会社マッシュスポーツラボ）W&E　アトレ恵比寿店 大野 夏希さんインタビュー

大野さんはスポーツ業界での営業・販売経験から、なぜアパレル業界にチャレンジしようと思ったのですか？

大野：これまで2社の経験を経て私が一番やりがいを感じていたのは、販売の仕事を通じてお客さまとお会いして、直接「ありがとう」って言ってもらうことでした。前職ではスポーツ用品店で店舗の仕事を一通り覚えたものの、接客よりもバックヤードの作業の方が多く思ったように接客機会が持てなかったこと、年齢とともに女性らしくありたいという思いが芽生え、ファッションへの興味が強くなっていったことから、アパレル業界へ興味を持ちました。

アパレル業界の数あるブランドの中で、emmiに決めた理由は何だったのでしょうか？

大野：そのころの私はデニムにスニーカーというカジュアルスタイルだったのですが、様々なアパレルブランドを知る中でemmiと出会って、こんなに女性らしい格好でスニーカーを履いてもいいんだ！とすごく衝撃を受けました。私がこれまで好んでいたスニーカースタイルを活かしながらも、新しいファッションを楽しめることが嬉しくて、そこからemmiの店舗をいくつも見に行きました。中でもニュウマン新宿店が素敵だなと感じて、ここで働きたい、と転職を決めました。

念願のemmiニュウマン新宿店で働いたあと、今はemmiの別業態、W&Eで働いていらっしゃいますね。W&Eについて教えていただけますか？

大野：W&Eは、アトレ恵比寿に1店舗展開しています。ヨガやスタジオスポーツを中心とした“Do sports”の方に向けたセレクトショップとして展開していましたが、emmiでも販売しているデイリーウェア「emmi atelier（エミアトリエ）」も取り入れて、スポーツミックススタイルを提案しています。
お客さまもemmiと比べるとアクティブにスポーツされている方が多く、リピーター率が6～7割、オープン当初から足を運んでくださる顧客様がとても多いのが特徴です。W&Eがお客さまの日常になっているのを感じます。

emmiの場合は「初めてのスニーカー」「はじめてのスポーツテイスト」を楽しむ方が多いとのことでしたが、W&Eは既にアクティブなお客さまが多いのですね。

大野：そうですね。emmiと比べるとスポーツテイストを日常に取り入れる要素がやや強く、ヨガウェアのブラトップとレギンスの上にワンピースを重ねたり、あえてレギンスを見せたスタイリングだったりと、スポーツがベースになっているのですが、お客さま自身がそうしたスタイルでご来店されることが多いです。
ブランドコンセプトに合ったお客さんが多いので、「こんな新商品入りましたよ」「お持ちのあのアイテムと合わせてみるのはどうですか？」など、具体的な提案がしやすいですし、お客さまも私たちとの会話を楽しみに来てくださっているな、と感じています。

お店の雰囲気はいかがですか？

大野：W&Eのスタッフは新卒の社員、フルタイムのアルバイト、育休復帰の時短社員、派遣社員など、年齢もライフスタイルもさまざまで、普段の会話もジェネレーションギャップをネタに「あれって知ってる？」「知らない！」といったことで盛り上がったり（笑）、すごく雰囲気の良い明るいお店です。
仕事帰りには恵比寿のタピオカミルクティー巡りをしたり、新しいお店ができたら足を運んでみたり、あとはemmiと同じく、ヨガやダンスなど何かしら体を動かしているスタッフが多いので、最近では本社で行われた国際ヨガデーのイベントに同じお店のスタッフと一緒に参加してきました。
そういう仕事以外の時間も楽しく過ごすことで仲間意識が芽生えて、仕事のコミュニケーションにも活かされています。

大野さんにとって、マッシュグループのここが好き！という点を教えてください。

大野：会長の近藤が言う、「女性の24時間を豊かにする」というビジョンがとても好きで、ファッション、ビューティー、スポーツ・ウェルネス、食事、睡眠など、1日のライフスタイルをすべてマッシュグループのサービスで構成することができることをすごく魅力に感じています。私自身、25歳のときに「女性らしくありたい」と思ったタイミングでemmiと出会って今があるので、一人でも多くのお客さまに同じように感じていただけると嬉しいですね。
あと、社員は自社取扱商品を社割で購入できるので、普通なら少し迷ってしまうようなちょっと高いオーガニック商品などを思い切って買えるのも嬉しいです（笑）。

大野さんの仕事のやりがいは何でしょうか？

大野：私がもともとこの世界に入った理由でもある、お客さまから「ありがとう」と言われることが今でも一番のやりがいです。入店した時点では何が欲しいのか、目的など何も分からない状態で、そこから5分、10分とお話することで、最初は無表情でいらっしゃったお客さまが会話を通じて笑顔を見せてくださったり、どんどん話してくださったりすることがとても嬉しいです。
このインターネット主流の世の中で、お客さまはなぜわざわざW&Eに足を運んでくださるんだろう？と考えてみると、何かが欲しい、ということに加えて、楽しい会話がしたい、好きなものについて語り合いたい、といったことも多いんじゃないかと思うんです。そんな思いを大切にしたいと思っています。

確かに、ECとの差別化として「店舗がある」ことは今後さらに意味を持ってくると思います。

大野：W&Eはリピーターの方が多いという話をしましたが、まずは誰しも最初のコミュニケーションがあって、そこから長くお付き合いの続くお客さまになっていったとき、後から振り返って「あのときの何気ない一言がお客さまにとって大切だったんだな」と感じることがあります。そういうとき、すごくやりがいを感じます。
私自身、人と関わるのが大好きなので、それが仕事に活かされていることはとても嬉しいです。

最後に、emmiやマッシュグループに興味を持っている求職者の方へメッセージをお願いします。

大野：少しでも接客販売をしてみたい、という方は、ぜひemmiで始めてみませんか？とお伝えしたいです。今の若い世代の方々は大抵一足スニーカーを持っている、と言ってもよいほど、多くの方が楽しめるアイテムですし、そこにファッションというemmiならではの価値を加えることで、ファッションが好きな人も、スニーカーが好きな人も、両方楽しめるお店です。
私もemmiに入るまでは接客経験がほとんどありませんでしたが、周りにもそういうスタッフは多いです。当社では本社でのさまざまな研修もありますし、何より店舗での経験を通じて接客スキルを高めていけるものだと思っているので、興味はあるけど初めてだからどうしていいか分からない…という方がいらっしゃったら、安心してそのはじめの一歩をemmiで踏み出していただけると嬉しいです。