アパレル企業特集

2016.10.06

ISSEY MIYAKE(株式会社 イッセイ ミヤケ)

私たちが「イッセイ ミヤケ」で働く理由
企画・生産管理・海外営業 独占インタビュー

1971年創業から45年、次の時代を見据えながら、新しい服づくりの方法論と可能性を示し続ける「イッセイ ミヤケ」。今回は、転職活動の中で同社と出会い、魅力を感じて転職を決めた、という2名のみなさんにインタビュー。具体的な仕事内容ややりがい、転職時の思いなどについて伺いました。

今回、この方にお話を伺いました!

イッセイ ミヤケ プロダクト開発部 企画

松本 陽介さん

イッセイ ミヤケ プロダクト開発部 企画 松本 陽介さん

革を中心とした服飾雑貨の企画を4年半経験後、「イッセイ ミヤケ」に転職。
プロダクト開発部で、服飾雑貨全般の企画を行う。

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PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE 生産

田中 沙織さん

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE 生産 田中 沙織さん

アパレルメーカーにて布帛、ニット、カットソー、小物の生産管理を4年半経験後、「イッセイ ミヤケ」に転職。「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」の生産管理を担当している。

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三宅一生さんという憧れのデザイナー、ここでしかできない経験があるんじゃないかと思った(田中)

田中さんの現在のお仕事内容を聞かせてください

田中:基本的には、商品生産にかかる管理全般とクオリティ管理です。
生地の発注と納期管理、アイテムの発注と納期管理、工場さんとのやりとり、お直し、品質管理、検品などが具体的な仕事内容です。

前職も生産管理とのことですが、転職した理由は何だったんでしょうか?

田中:もともとのきっかけは、就業条件を改善したいというのが正直な理由です。生産管理という仕事自体は好きで、これからも続けたいと思っていたので、これまでの経験を活かせるところで転職を考えてクリーデンスに登録したところ、いくつかの求人をご紹介いただけて、そこから「イッセイ ミヤケ」に興味を持ちました。

どういったところに興味を持ったのですか?

田中:私は服飾の学校出身で、それこそ三宅一生さんのことはたくさん勉強してきたので、雲の上の人というか、憧れの存在だったんです。なので求人を見て、すぐに応募しようと決めました。流行にとらわれないものづくりというのは他のブランドにはない価値観ですし、同じ生産管理という仕事でも、ここでしか経験できないことがあるんじゃないかなと思ったんです。
また、休日数や福利厚生の充実など、就業環境がしっかりしていることも魅力ポイントでした。


特殊な生地や製法を正しく理解し、最高品質の商品をお客さまに届ける

実際に入社してみて、前職と比べて仕事内容に違いはありましたか?

田中:業務内容自体は、同じ生産管理なので大きな違いはないのですが、一番大きなところでは、扱う「モノ」の違いがありました。
生産の仕事は扱っている「モノ」を正しく理解しないとできません。「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」はオリジナルの生地を扱っており、プリーツ加工も専用機械を使用しますので、実際に工場に足を運んだり、先輩社員に教わったりなど、日々の業務の中でブランド特有の知識を一から覚えていきました。

また、生産過程においてもかなり特殊で、ひとつの商品に対し、検品が4回あるんです。
縫製した、プリーツ加工前の状態で1回、プリーツ加工後に1回、2次縫製のチェックで1回、納品前の最終チェックで1回。オリジナルのものづくりをしているので、お客さまに満足いただける品質のものをご提供するためには、ここまでチェックを重ねる手順が必要なのです。

まさに、転職時に考えていた「ここでしか経験できないこと」ですね

田中:はい。もともと、ものづくりへの思いの強いブランドだということは理解していたつもりでしたが、それ以上でした。
流行のものではない、「イッセイ ミヤケ」にしかない斬新な商品は、まるで美術品を見ているかのようで毎日が刺激的ですし、それらの商品が出来上がっていく過程に立ち会えるのは、ここでしか経験できないおもしろさだと思います。

今年開催されていた「MIYAKE ISSEY展」のショップでも、プリーツのアイテムが一番多かった印象でした。やはり生産量は増えていますか?

田中:はい。ありがたいことに、生産が追い付かなくなるかも?!と心配になるくらい増え続けています。
私たち生産管理もですが、工場側の縫製などが追い付かず…という状況で、生産体制の強化も課題のひとつとなっています。


ブランドの敷居の高さを感じさせない、アットホームで働きやすいオフィス

もともとのきっかけであった、就業条件は改善されましたか?

田中:はい(笑)。条件もそうですが、オフィスの雰囲気が良いです。
「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」の生産管理は6名、内女性4名で、年齢も20代前半から50代まで幅広いのですが、社歴や年齢、役職などに関わらずみんな仲良いですし、会社全体で見ても産休に入っている方や子育てしながら働いている方がたくさんいて、女性が長く活躍できる会社だなと感じています。

実は入社前、「イッセイ ミヤケ」というブランドの大きさに少しびびっていたんです。今思えばデザイナーズブランドに対する勝手なイメージだったんですが、すごく厳しい環境でピリピリしているんじゃないかと思ってしまって。いざ入社してみるとまったく真逆で、アットホームな空気感だったので、すごく安心しました。

良い意味でのギャップがあったんですね

田中:当社は社員一人ひとりが活発にディスカッションを重ねることで成り立っている職場なので、社歴の浅い社員、若い社員が委縮してしまうような環境だといいものづくりはできないという考えなんです。プロとしてベストなものづくりをするために、フラットに仕事できる環境はすごくありがたいです。

最後に、転職活動中の方、良い企業や求人との出会いを探している方にメッセージをお願いします

田中:繰り返しになってしまうかもしれませんが、「イッセイ ミヤケ」はみんな仲良くて雰囲気も良く、本当に働きやすい会社です。
洋服が好きで、流行にとらわれない、こだわりのものづくりに興味がある方はぜひ、ご応募いただきたいです。
もし、敷居が高い…自分で大丈夫かな…と思っている方がいらっしゃるとすれば、そこは安心していただて大丈夫なので、ぜひチャレンジしてみてください!

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ISSEY MIYAKE(株式会社 イッセイ ミヤケ)

ISSEY MIYAKE(株式会社 イッセイ ミヤケ)

事業内容 レディス、メンズ服ならびに小物・アクセサリーの企画、製造卸、販売、展覧会などの企画制作
事業所 本社:東京都渋谷区富ヶ谷1-12-10
設立 1971年11月
代表者 代表取締役社長 伊勢 孝彦
従業員数 933名(2020年6月時点)
資本金 7,400万円

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