アパレル企業特集

2016.08.22

GU(株式会社ジーユー)

GUの成長にダイレクトに関わり、新しい道を切り開く喜びを
VMD現場の「リアル」に切り込む独占インタビュー

「ファッションを、もっと自由に。」というコンセプトを掲げ、創業10年にして国内最大規模のファッションSPAブランドのひとつとして見事な成長を遂げた「GU(ジーユー)」。
今回は、この1年半ほどで大きな変化を遂げたVMDのキーマンである、リーダーのJayさんにインタビュー。
VMDの役割や実業務、必要なスキル、やりがいなど、働く人々の等身大の姿をご覧ください!

MD計画をもとにVMDプランを立て、商品展開に合わせたディスプレイを展開する

まずはGUのVMD組織について教えてください。

私がVMDリーダーで、ウィメンズ、メンズ、キッズ…など、カテゴリーごとに担当が分かれています。
普段のコミュニケーションは日本語ベースで、私には通訳が付いています。VMD自体が共通言語によって成り立っている仕事なので、ネイティブ英語でなくてもコミュニケーションは取れますが、今後のグローバル展開を見据えて英語を習得しようと学んでいるメンバーもいます。

MD計画をもとにVMDプランを立て、商品展開に合わせたディスプレイを展開する

VMDの業務内容についてお聞かせください。

MDや企画などと一緒に商品開発のMTGに参加し、商品戦略を理解した上で数か月先までのVMDプランを立て、それに基づいてシーズンを進めていきます。 GUでは月に数回、新商品のキャンペーンやプロモーションをご提案するというサイクルがありますので、VMDも同様のペースで商品のプレゼンテーションやマネキンの着せ付け方、商品のディスプレイ方法などをまとめて各店舗に指示を出しています。

もちろん始めに立てたプラン通りにすべてが進むことはなく、VMDプランのアップデートは都度、臨機応変に行っています。MD・商品計画・在庫コントロールなどと常に連携しており、商品の売れ筋や在庫数次第で予定していた商品が難しいとなった場合には新しい商品をピックアップし、ディスプレイを作り直しています。

それ以外のところでは、店舗に対し定期的なVMDトレーニングを行ったり、店舗巡回をしたり、新店オープンの際には準備に携わったり、といった業務があります。


クリエイティビティとビジネス感覚のバランスを持つ

現在のGUにおける、VMDの役割とは何でしょうか?

GUは現在大きな成長を遂げており、国内だけでなく、特にアジア諸国での事業を拡大しています。
出店する国が増えるたび、私たちVMDチームはその国のことを学び、商品やスタイリング、マーケティング、店舗デザインなどを、その国の文化に合わせて変えていかなければなりません。今のGUの成長ペースを考えると、VMDにおいてもグローバルな視点がさらに必要ですし、各国の問題に向けて解決ができるようなエキスパートになっていかなければならないと考えています。

エキスパートとは具体的にどのようなものでしょうか?

クリエイティビティとビジネス感覚のバランスを持っていることです。
クリエイティビティは、一言でいってしまえば“センスに強みを持っていること”です。グローバルトレンドにしっかりアンテナを張って理解し、自分なりのスタイルでそれを表現できることがのぞまれます。ビジネス感覚とは、必ずしも売上など数値的なものだけではなく、“MDが持っている戦略をきちんと理解できること”です。
たとえばMDが作った商品ラインナップが、ベストなコーディネートではなかったとしても、MDがその商品を選んだ意図を汲み、VMDとして正しいコーディネートを提案できるようなイメージです。

GUのVMDに必要なスキルは何でしょうか。

ベーシックスキルとしてはVMDを表現する上でPhotoshopが使えることです。
もうひとつ大事なポイントは、自分たちの思い描くビジョンを文字や文章で伝えられることです。
作り上げたVMDプランを店舗に分かりやすく伝えるというのは複雑な作業で、正しく伝わるとは限りません。毎回、全店舗に直接説明に行けるわけではありませんので、図面に文字や文章を補足し、シンプルな形でクリエイティブなアイディアを伝えるというスキルが欠かせないのです。

また、先ほどもお伝えしたとおり、VMDはまったく別の仕事をしているさまざまな部門とも密に連携を取らなければなりませんので、チームの枠を超えてコミュニケーションを取りながらうまく進めていくことも重要です。

店舗ディスプレイからウィンドウまで、「売れる」ビジュアルづくりをするのがVMDの役割だ。
店舗ディスプレイからウィンドウまで、「売れる」ビジュアルづくりをするのがVMDの役割だ。

GUの成長にダイレクトに関わり、自身の手で新しい道を切り開ける喜びがある

Jayさんから見たGUで働く魅力は何でしょうか?

GUの成長にダイレクトに関わり、クリエイティブな作業を担うというところです。前職までの仕事は、いわば先人たちが作った道を進む仕事でしたが、今は自分が新たに作る道で誰かを引っ張っていく仕事で、これは私にとって大きなチャレンジとなっています。パッケージや店舗デザインなど、これまでやったことのない新しい知識を得られることも刺激的です。
入社して1年半になりますが、その期間にも店舗は分かりやすいくらい大きく変化していて、VMDの存在がブランド、そしてお客さまに与える影響を実感しています。非常に大きなプレッシャーですが、それに勝るおもしろさを感じています。

リテールとは常に変化するものです。
その変化に対し、どうやって適応していくかというのを、私たちは常に考え表現しつづけなければなりません。

GUの成長にダイレクトに関わり、自身の手で新しい道を切り開ける喜びがある

これまでに手掛けてきた中で印象深い仕事は何でしょうか?

本当にたくさんありますが、昨年の一番大きな変化は、店舗に「GUジーンズ」のコーナーを新しく作ったことです。
とてもかっこいいものに仕上がったと思っています!
具体的にはなかなかお伝えできないことも多いのですが、次々と面白いプロジェクトが動いているので、これからもぜひ期待していてください!そしてGUでVMDとして活躍することに興味を持ってもらえると嬉しいです。

最後に、GUのVMDに興味を持ったという方へメッセージをお願いします。

GUはファーストリテイリンググループの一員であり、その「FAST」の部分を体現するかのように、非常に速いスピードで変化しているブランドです。ブランドとしてはまだまだ成長過程で、今までにやったことのないチャレンジの繰り返しなので、良いこともあれば、うまくいかないこともあります。そんなときでも良い意味で楽観的に捉え、「じゃあ次はこれをやってみよう」とポジティブに受け入れていくことを私たちは大切にしています。

プロとして志を高く持ち、真剣に仕事と向き合う中にも、ちょっとしたユーモアを忘れずに。
これまでの店舗・VMD経験を活かして、GUと一緒に成長していきたいという方をお待ちしています。

JayさんにASK!

これまでのご経歴は?

生まれはフィリピンです。アメリカ企業2社でVMDとして12年のキャリアを積み、GUへVMDマネージャーとして転職しました。入社時点ではまだチームとしても小規模だったので、まずVMDのインフラ作りとチームの拡大を行いました。1年半ほど掛けて、今の体制になり、さらなる強化と成長を目指しています。

GU転職のポイント?!私はココに惹かれて決めた!

ブランドを創り上げる過程に参画できるところです。自分の目で店舗を見て、面接で話をして、ブランドがものすごい速さで成長、変革していることに魅力を感じました。
また、個人的な理由としては、日本に住んでみたいという思いがありました。GUへの転職が決まったときは、「日本に選んでもらった」という気持ちでした!

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GU(株式会社ジーユー)

GU(株式会社ジーユー)

事業内容 ジーユーブランドの衣料品・雑貨等の企画・生産・販売
事業所 東京本部:東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー
代表者 代表取締役社長 柚木 治
設立 2006年3月
従業員数 729名(2015年3月現在)
資本金 10億円

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