アパレル企業特集

2015.03.10

BoConcept Japan K.K(株式会社ボーコンセプト・ジャパン)

お客様に特別なショッピング体験をしていただく

デンマーク発のグローバルインテリアショップ「BoConcept(ボーコンセプト)」。
今回は代表取締役社長の篠田昭直氏に、ブランドやショップのこと、そこで働くスタッフのことをお伺いしてきました。


「ボーコンセプト」心を満たす上質で美しいデザイン

「ボーコンセプト」心を満たす上質で美しいデザイン

はじめに、ボーコンセプトについて教えてください。

1952年、デンマークの小さな町で家具工場としてスタートし、デザイン性と機能性を備えたモダンファニチャーを世界の人々にお届けするべく、1993年にフランス・パリに第1号店をオープン。その後は世界中に広がり、現在では世界60カ国260店の店舗を展開しています。ブランドネームの一部、「Bo」はデンマーク語で「ライフ」。アフォーダブルラグジュアリー、いわゆる“手に届く贅沢品”であるコンセプトのもと、都会の真ん中で、ファッションや食などと同じライフスタイルを彩るアイテムとしてご提案しています。

ほかのブランドにはない、ボーコンセプトならではの特徴はありますか?

ボーコンセプトの特徴のひとつに、カスタマイズ性の高さがあります。豊富なデザイン、サイズ、形、色、素材の中から、お客様とご自宅、ライフスタイルに合わせたベストなご提案をしており、たとえばひとつのソファを取り上げても100を超えるファブリックやレザーから、お客様のライフスタイルや好みに合わせたものを選ぶことができます。
日常使うものこそ心を満たす上質で美しいデザイン、そして機能性を備えていること。北欧のモダンデザイン理念が息づくものづくりを続けています。


お客様に特別なショッピング体験をしていただく

お客様に特別なショッピング体験をしていただく

ボーコンセプトならではの接客ポリシーはありますか?

「お客様に特別なショッピング体験をしていただく」
というのがボーコンセプトのスタッフが掲げている接客ポリシーです。

家具は決して安い買い物ではないので、さまざまなショップを巡ってこれというアイテムを決める方がほとんどです。その際、「やっぱりボーコンセプトが良かった」と戻ってきていただけるような接客と印象付けを行い、お客様との信頼関係を築かなければなりません。
そのためには単に商品の説明をするだけではなく、お客様がどういう暮らしをしているのかを掘り下げることが必要です。具体的には、家族構成、家での過ごし方、家具をどのように利用することが多いのか、などといった生活スタイルを丁寧にヒアリングし、お客様の生活設計に合わせた空間を図面の形に落としこんで、インテリアプランをご提案しています。

接客というよりもプランナーに近いですね。そういった図面を作るツールがあるのですか?

はい、ボーコンセプトオリジナルのホームクリエイターというツールを使い、お客様がお住まいの間取りをスキャンして、そこに商品をドラッグ&ドロップで配置していくことができます。当社のすべての商品を店舗に置くことはできないので、代表的な家具を見ていただきながら、細かなカスタマイズはビジュアルと図面をご提案することで、具体的なイメージを持っていただいています。


モチベーション高く働く仕組みづくり

モチベーション高く働く仕組みづくり

お話を伺っていると、通常の接客にプラスアルファの要素が必要なのかな、という印象を受けたのですが、ボーコンセプトならではの教育制度などはあるのでしょうか?

本国デンマークで作ったものを日本語訳したEラーニングがあり、全国のスタッフが利用しています。
基礎知識は入社前に学んでおいていただいて、入社後は各店舗の店長のもと、進めていくというスタイルを取っています。商品知識についてはもちろんのこと、お客様からのご希望、ご要望、ご意見に対してどのように対応していくのか?といったロールプレイングも学ぶことができます。
また、店長向け研修や、店長になるスタッフの事前研修などは対面形式で行っています。

どのようなことにチャレンジできる環境がありますか?

ボーコンセプトは東京・大阪の直営店をのぞき、フランチャイズビジネスなので、基本的には1店舗1店舗が独立した会社のような考えを持っています。そのため、店舗ごとに販売職と兼務で行うスタイリスト、法人営業、マーケティングといった担当業務があり、店舗づくりに関わるさまざまなスキルを身に付けることができます。

また、語学に自信があるスタッフは、社内のイントラネットで募集があれば、海外店舗の空きポジションにチャレンジすることもできます。扱っている商品や社内システムは世界共通ですので、現地の言葉さえ話せれば、世界中どこの店舗に行っても同じように仕事ができますし、業務にもすぐ慣れることができると思います。

スタッフが意欲的に働くための仕組みがあれば教えてください

ボーコンセプトでは、基本給に加えて“コミッション制度”というものがありまして、ある一定の予算を達成すると、それに応じたインセンティブが支払われます。例えば「将来的に家が欲しい」「いい家具を買いたい」「車を買い替えたい」など、プライベートも含めて夢や目標を持つ方は、高いモチベーションを持って働くことができると思います。


情熱を持って仕事に取り組める方のチャレンジをお待ちしています

情熱を持って仕事に取り組める方のチャレンジをお待ちしています

最後に、こういった方と働きたい、という求める人物像について教えてください

インテリアや家具に関する知識は入社後に学べますので、実はさほど重要ではありません。
当社で活躍しているスタッフは様々な経歴を持っていて、アパレル・ファッション、ジュエリー・宝飾系は多いですし、元CAや事務職出身者もいます。もちろんインテリア業界出身者も多く、図面を引いていた人が「やっぱり人と接する仕事のほうが好き」という理由で転職したという例もあります。

大切にしているのは仕事に対する情熱です。
お客様第一の気持ちを持って、お客様のご要望に応える接客を楽しいと感じられる方。
数字へのプレッシャーを、ゲーム感覚で楽しみながらクリアしていくことに喜びを得られる方。
頑張って結果を出せばしっかりとリターンのある環境ですので、フレキシブルにチャレンジする意欲を持ち、成長していきたいと思える方のチャレンジをお待ちしています。

イメージビデオ - BoConcept「Join Our Team」

BoConcept Japan K.K(株式会社ボーコンセプト・ジャパン)

BoConcept Japan K.K(株式会社ボーコンセプト・ジャパン)

事業内容 北欧輸入家具の販売
事業所 本社:東京都港区南青山2-31-8 Daiwa南青山ビルB1F
設立 1997年8月
代表者 代表取締役社長 篠田 昭直
従業員数 50名(2015年2月現在)
資本金 5,000万円

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