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2015.05.21

2015年4月の業界全体の動きと、販売職の動き(CREDENCE JOURNAL vol.25)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2015年4月の業界全体の動きと、販売職の動きについてまとめています。


2015年4月の動き

4月、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の数は前月よりも減少しましたが、3ヶ月連続で昨年を上回り、好調と言って良い状況が続いています。特にMD・パタンナー・デザイナーなどの職種で増加傾向が顕著でした。

一方の新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)には全く逆の傾向があらわれており、2015年で最も高い数値ながら昨年を下回りました。こちらはほぼすべての職種で緩やかに減少しており、企業の採用意欲がある程度おさまっていて、慎重になっている様子がうかがえます。

5月ここまでの求職者動向ですが、例年通り、ゴールデンウィークの影響もあり月の前半は活動意欲が落ち着いていました。ただし連休が明けてからの復調は例年よりも早いようです。人気の求人はすぐにクローズしてしまう可能性がありますので、スピード感を持って活動することをお勧めします。


販売職の求人・転職動向

依然として採用難易度が高いと言われている販売職。
という訳で今回は、本「クリーデンスジャーナル」に毎月掲載している求職者・新規求人の動きを、販売職のみに絞ってレポートしたいと思います。

グラフの通り、求職者数は2014年6月から後半にかけてが特に少なく、2015年1月以降は季節要因もあるものの復調しています。一方で新規求人については、2015年ここまでを昨年と比べると、やや落ち着きを見せています。

ただしこれらの数字は、あくまでも“転職市場”のものに過ぎません。
引き続き企業側には現場の人手不足感のあるイメージは続きそうです。

そんな中でも、とりあえず求人・とりあえず採用という人材確保の方法ではなく、現在働いている社員がより長く働きたいと感じられるよう、待遇・環境を整備する企業が目立ち始めています。
販売職で転職を検討している方は、求人のみではなく、会社の動きそのものにもアンテナを張ってみるとよいかもしれません。

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