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2024.03.26

アパレル店長・アパレル販売の平均年収と転職動向

アパレル店長・アパレル販売の平均年収と転職動向

アパレル店長の平均年収

25~29歳:348万円 30~34歳:389万円 35~39歳:452万円

アパレル販売の平均年収

25~29歳:306万円 30~34歳:336万円 35~39歳:364万円

もくじ


アパレル店長・アパレル販売の転職動向

業界全体の回復にともなって、店長・販売職の求人は増加を続けています。
コロナ禍で流出した人材の不足を埋める採用をはじめ、出店や増床、販売代行から直接雇用の切り替え、また新たに採用した人材を育成するためのリーダー・マネージャークラスやトレーナーの採用も増えています。

地方エリアも同様で、人材不足から採用に苦戦する企業も多いため、転職希望者にとってはチャンスと言えます。
特に関西圏は、東京圏よりも観光目的のインバウンド回復がやや早く、語学力を求める求人がいち早く増加しました。
ただし各社とも、エリアによって採用基準を変えることはなく、全国一律で採用マネジメントを行っています。

このほか、D2Cブランドが実店舗を新規出店するための求人も2023年以降で増えています。
これらの店舗は「ネットで話題の服を実際に手に取ることができる」というショールームの機能が強く、SNSからの流入も高い評価につながります。そのためSNS運用を兼任できる人材や、少数精鋭で育成の体制がないことから、即戦力としてご活躍いただける人材が求められています。

2023年は一部の企業で販売職を含む社員のベースアップが行われました。社会全体の動きであることはもちろん、既存社員のエンゲージメント向上・新たな人材の確保のために、ベースアップや各種手当の充実を進める企業が、今後も増えると考えられます。


アパレル店長・アパレル販売の転職成功のヒント

面接の前に必ず店舗見学に行く

選考に進んでから大切なのが店舗見学です。
コロナ禍以降にオンライン選考が一般的になったことから、企業の選考スピードは年々早まっています。そのため実際に選考が進むと思ったよりも忙しく、インターネットでもある程度の情報を得られることから疎かにしてしまう方がいらっしゃいますが、店舗見学していない方の回答は面接官に見抜かれてしまいます。どんなに忙しくても、時間を作って店舗へ足を運び、必ず接客を受けましょう。
その際には消費者としてではなく、自分がスタッフだったらどうするか?という視点が重要です。ショッピングではなく、採用のための店舗見学であることを意識してください。

自身の経歴を数値化してみる

提出書類は事前に準備しておくと良いでしょう。
個人の販売目標を設けていないブランドなど、数字の感覚が身に付きにくい環境で就業されている方もいらっしゃると思いますが、日ごろから意識して、店舗売上、予算比、前年比、個人売上、顧客数、フェアにご招待した人数など、ご経歴を数値化する癖をつけてみてください。

ブランドへの志望動機を明確にする

転職理由として、年収やワークライフバランスなど現職のネガティブな面を挙げてしまう方は少なくありませんが、面接では「なぜこのブランドなのか」「このブランドで何をしたいか」「このブランドで自分はどうありたいか」を語れることが大切です。
クリーデンスなどの転職支援サービスでは、ご自身の経歴の棚卸と、それに基づいた転職で本当に実現させたいことの理解、企業やブランドに応じた面接対策などを、専任のキャリアアドバイザーと二人三脚で進めることができます。ぜひご活用ください。

ブランドイメージを意識する

もちろんブランドの顔として店頭に立つ以上、美しい所作や、お客さまに「この人から買いたい」と思わせる雰囲気が求められます。ご自身なりに企業・ブランドを研究し、面接での所作や証明写真の撮影などに反映してください。この点でも店舗見学が役に立つでしょう。


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本件に関するお問い合わせ先

パーソルキャリア株式会社 クリーデンス事業部
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